昨年の8月、父はガンで亡くなりました。

実家は小さな商売を営んでいて、赤字はないものの、大きな会社ではありませんでした。

父の遺産はほんのわずかで、特に目立つ資産もありませんでした。

 

残されたのは、誰も欲しがらないような株式。

私たち姉弟3人と母で分けるのが一番良いと思っていましたが、

会社を継いだ弟はすべて自分のものにしたいと言って譲りません。

 

弟は会社を手伝っていましたが、

父が病気になって一番頑張らなきゃいけない時期に転職をしました。

新しい職場でうまくいかず、1か月足らずでまた戻ってきました。

 

それでも、弟が本気でやりたいと言うなら応援しようと思っていましたが、

私やもう一人の弟に何も言わず

弁護士を立てて裁判を起こしました。

思いやり深い弟がそんなことするなんて本当にショックでした。

 

最初の裁判ではすべてが欲しいと言い、

次の裁判では194万円の代償金を提示してきました。

 

しかし、計算では343万円のはずでした。

私の弁護士も最初は194万円を「好条件」と言いましたが、

再計算してみたらやっぱり343万円でした。

 

少額の遺産相続がこんなにも複雑になるとは思いませんでした。

 

弟は会社の株を独り占めし、祖父から受け継いだ会社を自分の好きなようにしたかったのでしょう。

 

弟と話すこともできず、

LINEも無視され、実家に行っても逃げ回っていて会えません。

 

会って話をしたかったのですが

なんだかもう弟に会いたくなくなってきました。

 

 

46歳の弟の奥さんはもうすぐ出産を控えています。

本来ならお祝いしたいところですが、

今回の件で気持ちがすっかり変わってしまいました。

 

弟の奥さんが、資産はすべて弟が持つべきだと思ったのかもしれません。

 

 

もう気持ちを切り替えて

代償金を受け取ることに集中します。

満額即金で払ってもらえますように

 

そしたら外構に使います。

目隠しフェンスをつけて、お庭と整えて、、

パソコンも買い換えよう!

 

弟とは絶縁になってしまうかも…

助け合って仲良くしていたかったんだけどな…

 

私がすべてを放棄しても

きっと元のような仲良し家族にはもう戻れないと思うから

 

相続争いなんて他人事

こんなことが私の人生に起きるなんて思わなかった…