6月18日、わさびが虹の橋を渡りました。

渡ったというか、渡らせたというか。


わさびは老猫でしたが目もしっかりしていて、鼻もよくきいて、耳もよく聞こえていましたが、身体の中は癌に侵されていました。

数日間ご飯も受け付けませんでしたが、最後の日に私の手から少しだけ食べてくれました。


生きたいけれど身体が辛いという思いが伝わってきて、生かすことがいいのか、苦しみから解放してあげた方がいいのか、決断する全てのことが間違いなのではないかと物凄く葛藤しましたが、ドクターの話も受け入れ、安楽死を選びました。


私の膝の上で静かに息を引き取ったわさびくん。

最後に力強く、ニャーと鳴いてくれました。

さようならだったのか、ありがとうだったのか、どちらも含んでいたように聞こえました。


昨日遺灰が戻ってきたので、お迎えに行ってきました。

とても小さくなってしまった、わさびくん。

娘は遺灰を胸に当てて、なんか暖かく感じるねと言ってました。


14年と4ヶ月、私の傍でいつも支えてくれてありがとう。

慣れないオーストラリア生活は、わさびのおかげで乗り越えることができました。




わさくん、どうか安らかに…

また会いましょうハートハートハート

2009年12月11日 - 2024年6月18日