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在宅医療の漫画 1枚目~5枚目
「延命するだけの薬が苦しい」
この話をお医者さんから聞いた時、
私は自分の亡くなった母を思いました。
母は白血病で発見が遅れ検査した時には
あちこち転移してました。
抗がん剤を扱っている病院に転院して
下さいと追い出されるように転院。
転院先はDrコトー病院のような海の見える
ズタボロの病院でしたがなかなか
抗がん剤を打ちませんでした。
なぜ打たないんですか?と何回かきき
家族の手前1回だけ打った…って感じで
そのことを振り返ると
抗がん剤を打つようなタイミングは
とっくに過ぎてて前の病院が案の定
いくばくもない命の人間を
追い出したかっただけだと推測できます
当時の私は何も判らなくて
何の治療もしない医者にいら立って
いました。でもそれでよかったんだと
理解したのです
母はコトー病院に入院してから寝て
ばかりで痛いとも苦しいとも言いません
でした。こんな状態でも私は治ると
信じていたのです。
ある日看護師の従妹が見舞いに来て
泣き出し医者につめよっていました。
「本当の事を家族に説明してください」
と
そしてやっともう駄目なんだと
知ったのです
母の最期を長い間悔やんでいましたが
在宅医療の先生の話で納得したのです
少しでも長く生きて欲しい。。。は
エゴですね。。。
昔「本当にあった怖い話」で
こんな漫画がありました。
親戚のおばさんのお化けが夜な夜な
出てきて苦しい苦しい…と訴える。
まだ生きてたはずだけど?何かあった
のか?とおばさんの娘に電話かけると
病院に入院してる事がわかる。
お見舞いに行くとおばさんは
沢山の管をつけられ寝ている。
どうしようもなくなすすべもない傍ら
叔母さんの生霊が苦しい苦しい
「早く逝かせて」といってる
絵が印象深く残ってます