『異世界の沙汰は社畜次第』を観て感じたのは、
一言でいうと 「ほのぼのBLで癒された」 ということでした。
異世界転移ものではあるけれど、剣と魔法で戦いまくるタイプではなく、
舞台はまさかの王宮の経理課。
異世界に来てもなお、真面目に仕事をしてしまう社畜主人公・誠一郎の姿に、思わずクスッとさせられます。
ガツガツしていないBLがちょうどいい
BL作品というと、感情のぶつかり合いや激しい展開を想像する人もいるかもしれませんが、
この作品はとにかく空気感がやさしい。
騎士団長アレシュと誠一郎の関係も、
最初から恋愛一直線というよりは、
「体調を気にかけてくれる」「無理をさせない」
そんな距離感からゆっくり育っていくのが印象的でした。
お互いを尊重している感じが心地よくて、
観ていて疲れないBLだな、と感じました。
社畜あるあるが笑えて、ちょっと刺さる
誠一郎は異世界に来ても
「働かないと落ち着かない」「役に立ちたい」と思ってしまうタイプ。
その姿はコミカルに描かれていますが、
どこか現実の私たちにも重なる部分があって、
笑いながらも「分かる……」と思ってしまいます。
それでも、周りの人たちが
「休め」「無理するな」とちゃんと止めてくれる世界なのが、
この作品の優しさだなと感じました。
観終わったあとに残る“癒し”
大きな裏切りや重たい展開が少なく、
全体を通して穏やかな気持ちで観られる作品なので、
正直、ストーリーを追い込むというより
空気を楽しむタイプのアニメだと思います。
仕事終わりにぼーっと観たい人、
BLに興味はあるけど重いのはちょっと…という人には、
かなりちょうどいい一作です。
「今日は何も考えずに癒されたい」
そんな日にぴったりの、やさしい異世界BLでした。