先月拝見した作品





自身のライブ前の観劇で
心に余裕なく…

タイムリーに
ブログを書けなかった為
今更ですが…少しお話を

(公演は既に先月千秋楽を迎えています)




ただ…
もう
ただただ…素晴らしく

こんなに哲学的なお話だったのか…!!

と感銘を受け
同時に

何故、私は今まで
演劇界にいながら
この名作中の名作を観てこなかったのか…

と悔やみ…

でも
今この瞬間に立ち会える事自体に

今なのだな
今でこそ

という強い感動を覚えました



何より
松本白鸚さんの神々しさ

50年間
同じ役を演じ続けてこられているという
奇跡のような事実

上條恒彦さんと
松本白鸚さんを拝見していると

“幾つになられても輝きを放つ事が出来るのだ”
という無限の可能性や
俳優としての心構えや
もう…あまたの事が
自分の中にグサグサと刺さり刻まれ

こんな風に
私の拙い語彙では
感じた衝撃を表すこと自体が
失礼且つ陳腐に感じてしまう程に

客席から
文字通り…拝むように
拝見しておりました




そしてアルドンザ役
瀬奈じゅんさん

麻子さんがご出演されていなかったら
もしかすると
この作品を今も未だ
拝見していなかったかもしれない

という可能性を思うと
本当に心から感謝…

です



アルドンザというこのお役
体力的にも精神的にも
恐らく…とてもとても大変だろうな…と
客席から拝見している時にも
胸が締め付けられる瞬間が
何度もあったのですが

でもそこにアルドンザとして
生きている麻子さんのお姿と

役を離れてのカーテンコールで
充実感に満ちている
麻子さんの笑顔を見て






ああ…

気高い…






尊いなぁ






こうゆう麻子さんを
私は観たかったんだなぁ…
いつも観てきたんだなぁ…


とまた
(劇中から作品諸々…皆様諸々
素晴らしく泣き通しでしたが)

カーテンコールで号泣してしまいました




素晴らしかったな…。。。




もう一度観たい
と思う作品は沢山ありますが
他のスケジュールを理由に
行かない事の方が多い中
もう一度
白鵬さん上條さん麻子さんはじめ
作品を目に心に焼き付けなければ
焼き付けたい…!
と再度劇場に足を運びました




ありがとうございました






人生自体が気狂いじみているとしたら
では一体
本当の狂気とは何だ
本当の狂気とは


夢に溺れて
現実を見ないものも狂気かも知れぬ
現実のみを追って
夢を持たぬものも狂気かも知れぬ


だが一番憎むべき狂気とは


あるがままの人生にただ折り合いをつけて
あるべき姿のために戦わないことだ






(公式ホームページよりお借りし貼らせて頂きました)