お見舞い | 末廣亜耶乃のトランペットとピアノまみれの日常

末廣亜耶乃のトランペットとピアノまみれの日常

トランペットとピアノの二刀流音楽家です。
音楽関係のウンチクを始め、
音楽に溢れた日常のぼやきを投稿しています。

10月中旬、配属先の校長先生が倒れた。

下旬には手術の為インドへ搬送された。



もう会えないと思ったが、私がマロレを引き上げルサカに着いた翌日、校長先生がザンビアに帰国し、ルサカの病院にいるとの情報を得て、お見舞いに行くことにした。



ザンビア人同士のマナーだと、お見舞いには大体ちょっと良い目のジュースとお菓子をセットで持ってゆくと良い、とのことひらめき電球


飲み物はすぐに決まったが、お菓子の購入を考えてもチョコレートは暑くてすぐ溶けてしまうし、そもそも他のちょっと良い目のお菓子は協力隊の生活資金限の中で簡単に出してはどうなのだろうか?という額だったので、作った。





マフィン。






トッピングをするとそれなりに綺麗になる。






ラッピングをするとさらにそれなりっぽくなる。







校長先生には誕生日プレゼントにケーキを毎年あげていたのだけど、毎年本当に喜んでくれたので、これが一番元気づけられるかな、と。

もし本人が食べれなくとも、介添えでご一緒の先生方が食べれれば少しは周りもパワーが湧くかな、と。



正直校長先生は調子は全く良いとは言い難い状態で、そんな中でも私に対して気丈に振る舞おうとして下さったのですが、意識状態がはっきりしている分、ご自身の体の状態にすごく落ち込んでいらっしゃり、その落ち込んでらっしゃる悲しそうな先生のお顔が、私は見ていてつらかったです。


日本では治る病気が治らなかったりすることがあるのが途上国。


最後の最後に色々な事を思い知る事となりました。






校長先生はご本人の体調に対して落ち込んでいらっしゃいましたが、私の訪問にはものすごく喜んでくださいました。

---亜耶乃は時間を削ってわざわざここまで足を運んでくれた。その行動が君の全てを表しているんだ。

短い時間内で色々話をしたのですが、特にその言葉が印象的でした。






私自身ももう会えないまま日本に帰国するのかな、と覚悟していたのでお会いできて本当に良かったと思いました。

校長先生、本当にお世話になりました。そしてありがとうございました。