娘の結婚式を控えた患者がやってくる。

手術を伸ばしてほしいという患者。

しかしいつも通りストレートに伝えるジュンワン(胸部外科医)

 

患者:娘が3日後に結婚式をするんですが、来週まで延ばせませんか?

ジュンワン:ダメです。死にたかったらそうしてください。

娘:お父さん、何言ってるの、結婚式なんて言ってる場合じゃないわ。

ジュンワン:後で結婚式の写真を見ればいいと思いますよ。

        では、明日の回診でお目にかかります。

 

ジュンワンの態度に腹が立つ娘。

看護師にあの先生は生意気じゃないかと詰め寄る。

看護師からいつものことで、自分たちもよく分かると言われ

しぶしぶ納得する。

 

一方ソンファ(脳神経外科医)は

後輩たちの診断、治療法について

叱る時には叱り、褒める時には褒める。

ソンファ:それは確か?

チホン(後輩):はい!(チラッ)違います。

ソンファ:違う?

ソクミン(後輩):違うと思います

ソンファ:そう?私は合ってると思うけど。

      次の回診までに類似論文をまとめてきなさい。

 

一般外科唯一のレジデントであるチャン・ギョウル先生。

今日も教授たちは自分の手術を選んでくれるよう

熱い視線を送る。

今日選んだのはイクジュン(肝胆膵外科医)。

イクジュンとギョウル先生の間で何かやりとりがあった様子…。

 

ジュンワンが担当する

重症の子供の手術が容態悪化のため伸びてしまった。

保護者として現れた若い夫婦。

手術日が伸びたと聞いてもクールな態度。

 

ソンファの部屋で昼食を食べる5人。

ジュンワン:みんな、知ってる?俺が「アロハ」(曲名)を

       歌って何人も泣かせたんだ~

ジョンウォン:そうだったよな~ ハワイで

ハワイで何が起こったのか。

バンドを嫌がっていたジュンワンはハワイの写真の話題を出すと

すぐにバンドをすると答えていたが

おそらくジュンワンの黒歴史(?)があるようだ。

昔の思い出話から急にカラオケに行きたくなったイクジュン。

しかし今日も週末も用事があるという仲間。

誘っても来てくれない仲間に怒りをぶつけ

ウジュ(イクジュンの息子)と一緒に懐かしいカラオケ店を訪ねる。

 

週末は5人それぞれの休みを満喫する。

ジョンウォンはマラソン。

ソンファはキャンプ。

ジュンワンはゴルフ。

しかしそれも束の間。

病院から呼び出しで休息は終わる。

 

イクジュンとジュンワンは偶然

ジョンウォンの神父推薦書を見てしまう。

イクジュンに電話がかかってきた。

1年半ぶりに帰国する妻からだった。

翌日病院で会う約束をする2人。

その後チャン・ギョウル先生からも連絡が来る。

“うん~。たくさん集めておいたさ~”

電話で楽しそうに話すイクジュンに

“あいつ、まさか浮気してるんじゃ?”

と心配するジュンワンとジョンウォン。

イクジュンは写真を撮りたいと言い出す。

 

ギョウル:ソロショットはありませんか?

イクジュン:もう少し待ってろ。タイミングを合わせなきゃ。

                ジョンウォンは勘が鋭いから。

ギョウル:私の事聞いてくださいましたか?どう思ってるか。

イクジュン:まだ…。気付かれても平気か?

ギョウル:はい。気付かれてもいいので、聞いてみてください。

イクジュン:自分で家よ~ 好きだって。

ギョウル:それは恥ずかしいですよ…。

チャン先生が好きなのはジョンウォンだった。

ジョンウォンの写真や情報をエサに

自分の手術を選んでもらっていたイクジュン(笑)

ジョンウォンはイクジュンと会う。

ジョンウォン:“チャン・ギョウルはダメだ。しっかりしろ。

         お前は妻子持ちだろ。”

イクジュン:“お前はチャン・ギョウルをどう思ってる?”

 

ギョウルの願ったとおり

単刀直入にジョンウォンに聞く!

果たしてジョンウォンは何と答えるのか?

 

娘の結婚式当日。

父親の手術が始まる。

家族:心配は要らないですよね。命に支障はありませんよね?

ジュンワン:それは何とも申し上げられません。最善を尽くします。

 

簡単な手術だから心配しないと言えばよい、感情がない人だ、

と言う後輩に

感情があれば手術が成功するのか。

今後自分の前で簡単な手術だと言うなと

叱るジュンワン。

 

手術は成功し

後輩にスーツを借りたジュンワン。

しかしスーツの色が…。

ジョンウォンがそれを見て一言。

“タチウオの煮つけでも食べないか?(笑)”

 

実はそのスーツを着て

執刀した患者の娘の結婚式に行っていた。

 

イクジュンは退院する患者に会う。

翌日の子供の日に家族3人で

中華料理屋にジャージャー麺を食べに行くと嬉しそうに話す。

 

1年半ぶりに顔を合わせたイクジュン夫婦。

だが妻から離婚を言い渡される。

 

一日中ソンファからの質問攻撃に

怯えていたアン・チホン先生。

なぜ自分に質問ばかりするのか分からない。

その答えをソンファがくれた。

“手術や患者と接する時は緊張しなさい。

 この仕事は大変だけど、すぐに慣れる。

 でも慣れたらダメ。あなたを嫌っているからじゃないわ。

 途中で絶対に諦めたらダメ。私を信じてついて来なさい。”

 

深夜ジュンワンは廊下で入院中の子を持つ幼い母親と会う。

幼いという理由で義母や母親から

自分の息子に会うのもためらっていたという母親。

母親の気持ちを知りジュンワンは

“我々の経験が多い手術です。

 どうにかして助けます。

 最善を尽くします。”と母親に伝える。

 

手術は成功し

ジュンワンは一番最初に幼い両親に説明をする。

 

子供の日に中華料理屋に行くと言って退院していった父親。

彼が交通事故に遭い脳死状態で運ばれてきた。

 

1年半ぶりに帰ってきた母親と外食から帰ってきたウジュ(イクジュンの息子)は

アレルギー反応が出ていた。

何を食べたか店に聞いてみるため連絡先をメモする。

しかし

その連絡先は脳死状態の家族も

和気あいあいと食事をしていた中華料理屋だった。

 

イクジュンの離婚の理由は妻の浮気だった。

イクジュンに自分のことを疑うのかと声を荒げ

自分の息子のアレルギーも知らなかった元妻…。

 

臓器移植を承諾した家族。

 

イクジュンは臓器摘出手術を10分待ってくれと頼む。

他の医者からは疲れてる、早くしてほしいと言うが

その理由は今日が子供の日だから。

提供者の子供が一生悲しむと思うから…。

 

その言葉に10分後に始めることを納得した手術室。

 

救急治療室に見覚えのある患者が運ばれてくる。

ジュンワンは名前を見て驚く。

イクジュンの妹だった。

 

週末に一人でキャンプに行くソンファ。

後輩たちと一緒に行くと約束していたが

雨のため誰も来ず一人で楽しんでいた。

そこに

アン・チホン先生がやって来る。

“今日も履かれていますね?”

“何を?”

“僕がプレゼントした靴です。”

 

ソンファの誕生日に靴を贈ったのは

後輩のアン・チホン先生だった。

 

それぞれの恋愛、患者に対する姿勢

どんどん深まっていくストーリー。

4話へ続く。