5月25日に、渋谷公会堂で行われました「ドレミファダンスコンサート」(略称・ドレダン)に、参加しました。
ドレダンは、障がい者の方に楽しんでもらうために、開催されました。
名称の通り、出演者はダンスチームが多く、また全体の構成もそれぞれの演目の合間に寸劇が入り、ミュージカルのようでした。
ダンサーチームの中には、障がい者の方が中心のチームもありました。以下その模様。
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様々に着飾ったパフォーマーであるダンサーが1階会場の通路に並んだ。そして、幕が開き、音楽が鳴り始めた。

ダンサーが踊り出し、そして笛が鳴り響き、奇声が発せられる。さあ、カーニバルの始まりだ。

お客さんも手を叩く人、身体を揺らす人、まさに様々。
やがて、曲調が変わり、プロローグも終わりに近づく。「会いたかった、会いたかった、会いたかった、イェエイ、君に~」。本番の始まりだ。
ダンスチームも色々だ。ヒップホップ、男子チアリーディング、ベリーダンス、フラダンス、創作ダンス…。そして、アニメのキャラクターの服を着たパフォーマーによるダンスやパントマイム、和太鼓まであった。
いよいよ、ゴスペルの出番だ。
シゲさんは以前「ゴスペルは本来歌ではなく、(神への)祈りであると語ったことがある」私たちにできることは、祈りをお客さんに表現する、ということであろう。ましてや、今回は耳が聞こえない人も中にはいるであろう。そうなれば、音声だけでなく、手話であったり、あるいは日本語の歌であれば、口の形をはっきりさせたり、さらには顔の表情や全身を使い、表現することが求められている。
そう、私たちもパフォーマーなのだ。
今回のメンバーは、このドレダンに出るために、特別に結成されたものだ。練習も2回しかしていないし、ゴスペル自体が初めてという仲間もいた。しかし、舞台に立てば、パフォーマーであることには変わりはないし、経験など関係なく、私たちは一緒にメッセージを伝える25人の仲間なのだ。
そんな私たちは、今できる限り精一杯「種」と「souled out」を歌った。客席前のスペースでは踊ってくれるお客さんもいた。私たちの表舞台は終わった。
しかし、まだ大事な仕事が残っているのだ。会場を盛り上げる最後のホストとしての役目、風船を2階から1階に投げ下ろすという役目だ。「希望」や「夢」、「祈り」、様々な思いを込めた風船をお客さんに届けるのだ。
投げ下ろされた風船は、やがて揺られながらゆっくりとお客さんの方へ、舞い降りていき、そして幕は閉じた。
次は、あっきーにタスキを渡します。よろしくお願いします。
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