先日久しぶりにテレビを見ていたら
『ルパン三世』がやっていた💕

綺麗な景色…
あれっ🙄
なんか、どこかで見たことのある景観…


そう❗️
いつのまにか『第4シリーズ・サン マリノ編』になっていました。




サンマリノで思い出すことといえば、

コンクール。。。





たくさん受けたコンクールの中でも、心に残ったものを記していこうと思っていたので、


ルパン繋がりで🙄まず



『🇸🇲サンマリノ国際ピアノコンクール』から


覚えていることを書いてみようと思います。





まだ高校生だった私は、DVDでの予備予選が運良く通過出来たので、


いざ現地へ✈️✈️✈️ 



…と言っても、この時、確か40人前後の通過者。

恐らくギリギリ滑り込みだったでしょう。


それも間違いなく最年少。




それも今考えると、あちこちのコンクール入賞者としてお名前を見かける

かなりの実力者ぞろい…😧


当時な〜んにも知らないで、かえって良かったかも。




このコンクールは、まずYouTubeの音源審査と書類で予備予選を通ると、現地へ招待されます。


そしてあちらで、一次、ニ次、セミファイナル、ファイナル の審査を受けるのですが、



落ちるまでは、⭐️⭐️⭐️⭐️ホテルに無料、お食事付きで滞在させていただけます。



ホテルが広くて、ディナーの帰り、部屋までの長い廊下はさながら


『シャイニング〜😱』






◆参加料について…


もちろんコンクールによって違いはありますが、


国内での🇯🇵コンクールの多くは


・予選、本選、ファイナルの3回戦あったとしたら、一回ごとに参加料を払いますよね。

(1〜2万円×◯回戦分)


・コンクール期間1ヶ月〜◯ヶ月間

(予選から本選まで、間が長い)




私が受けた海外コンクールは全て

例えば、今回のサンマリノコンクールも


・参加料は

一次〜ファイナルまで全て含まれている

→最初に納めるだけで総額1万円行くか行かないか、、、

自分で払っていなかったので確かではありません💦 でも安いってゆってた😋



◆コンクール期間は 11日間

→1次は人数が多いので3日間くらいかかります。

2次は人数がぐっと絞られますが、課題が長いので、2日、3日間で行われる。


リハ日が1日あって

セミファイナルのコンチェルト。



またリハ日があり、、

最後にファイナルのコンチェルト。



(今回プログラムなど見当たらず、正確ではないのですが🙇‍♀️)



ほぼこんな感じだったはずです。




◆パフォーマンス時間⏰は


・予備予選 自由でしたが、

私はトータル30分くらいにしました


・1次 30分


・2次 60分


・セミファイナル→コンチェルト(約30分?)


・ファイナル→もう一つコンチェルト(約40分)




国内で受けるコンクールは、次のステージまでの準備期間に余裕があるけど、

参加料がバリ高い🙄



海外のコンクールのは参加料1万円弱で一気に弾けるけど、

残れば残るほどプログラムは長く、多くなるし…

次への準備期間も中1日のみ。よくて2日。

(まあ、世界中からコンペティターが集まるので一気に終わらせるしかないですよね)



とにかく体力的、精神力死にそう…ムリ❤️

みたいな(^^)



一気に2、3時間くらいのプログラムをやり切りたいのであれば、

海外コンクールおすすめです♪







ところでサンマリノ🇸🇲の位置はご存知ですか?



イタリア半島の中部に位置する、

現存する世界最古の共和国で


周りはイタリア🇮🇹に囲まれています。



中世ヨーロッパを感じさせる古い城塞と、



そのずっと眼下に広がる青い海…



とてもとても美しい✨✨






夜になるとお城中にオレンジの灯りがともり、


ひとりぼっちにもあたたかく、最高の空間。






だんだんと記憶が薄れており、詳細は思い出すことが難しく…

ただ、このコンクールで一番印象に残っていることがあり、、、

それは『コンペティター達の必死感』です。



もちろん年齢制限もあり、

おそらく年齢的にも最後のチャンスであろう
お兄さん、お姉さんコンペティターの方々がたくさんいらっしゃり、

『絶対爪痕を残すんだ』

のその気迫に、当時高校生だった私は
圧倒されました。本当に…



一番恐ろしかったのは、練習時間。



グランドピアノの練習室は何室も用意されてありますが、
まだ一次、ニ次審査の時は、人数が多いので順番こ。

練習出来ない人たちは、ホテル内の倉庫らしきところを見つけて、電子ピアノで。


『部屋に居るよりいいわっ』
と誰が先に発見した場所なのか、

何人ものコンペティターが集まってきて、

ヘッドフォンを繋いで、ひたすら自分の世界に入り込んでいましたが、

鍵盤叩きすぎて、リズムで何の曲か分かってしまうのです😂



ガガガッ、ガガガガ 
ガ、ガ、ガァーーー

あっこの人、ペトルーシュカだ。



私も、
ツージャッ ジャッ ジャッ(×4)…
と弾いていたら

君はワルトシュタインなんだね 、ちなみに僕は26番さ ♪ 

と。。。




バレた。。なんか恥ずかしい。。


しかも、、、


何弾くの?、なんて聞いてない笑笑


『オウ。。。ワ、ワンダフル』

と答えるのが精一杯でした笑





ストラヴィンスキーにプロコフィエフ、バルトーク…

電子ピアノで奏でるべきではない激しい曲たち。。


鍵盤が可哀想でした。





私もそこに混ざっていたんだなぁ。。。



そんな何ともいえない非日常感、

充実感を思い出すと、

海外というより、コンクールが恋しいのです。



辛くても、しんどくても、死にそうでも
また挑戦したい。。。

と思ってしまう。




↓ホテルで、ごはんたいむ。(なんか悲しそうだな…敗退後かな?笑)


順不同で
また他のコンクールのことも書きます♪


それでは✋