最近地震が増えています。


先日も高知の辺りで大きな地震がありましたが、近々起きるのではと危惧されている東海沖地震も心配なところです。


職場でもパートさんの間で地震に関する話題が度々出ますが、最近入ったパートさんが福島県出身であり、その方から東日本大震災の時の実家の様子を詳しく話してもらう機会がありました。


その方は福島県福島市の郊外の山間部に実家があり、地震の時は実家は倒壊はしなかったものの、近所では古い家屋が倒れたり、塀が崩れたり、また土砂崩れで通行できなくなった車道が幾つかあったりと色々大変だったそうです。


約一週間は水も電気もガスも使えなかったとのことですが、便所の水は近くの小川から汲んだ物を使い、飲み水は車で10分ほどの場所にある谷から流れる湧水を使用したそうです。


もちろん道路は至る所寸断されているので、スーパーなどにも物資はなかったらしいのですが、自衛隊がヘリなどを使って物資を広場などに届けてくれたので食材には比較的困らなかったとか。

それでも3日間ほどはほとんど何も食べるものがなかったそうです。


また電話に関して携帯電話は等繋がらなくてまったく役に立たず、その一方で公衆電話は使えたのだそうです。


確かに自分も東日本大震災直後は携帯電話のメールも電話もまったく繋がりませんでしたが、公衆電話は使えたのを記憶しています。


パートさんから福島でのこの話を聞いて思ったのは、ある意味田舎は場所にもよりますが、小川や湧水のある場所は震災には関しては都会と比べて比較的有利な面があるということです。

しかし都会ではそうはいきません。


おそらく将来起きるであろう東海沖地震や関東大震災クラスの地震に対しては、最初の34日は何も食べるものも飲むものも無い状態が予想されますので、最低限の備蓄は必要かと思われます。


ところで自分は東日本大震災が起きる数年前にディズニーランドに行った時に、東京湾を震源とする大きな地震に遭遇したことがあります。

夕方に発生した地震の影響で京葉線は終日運休となり、電車に乗って帰れない。

なので舞浜駅はバスで帰ろうとする人で大混雑となりました。


真夏の暑い次期で喉が渇いたのですが、コンビニには商品がすでに買われてしまってなにもなく、また自販機も全て売り切れ。


バスは長蛇の列で数時間待たねばならず、途方に暮れました。

友達に車で来てもらおうにも電話もなかなか繋がらず、またメールも送信できない。


結局は歩いて都内のアパートまで帰ったのですが、帰り着いたのは夜中の2時くらいでした。


この経験から、大きな災害時はすぐに商品は店頭から無くなることと、スマホは役に立たなくなるのを知りました。

ただし今はインターネットを経由するSNSは災害時でも連絡用に使えるようです。


復旧まで数日かかる地震に遭遇した場合、近所のスーパーやコンビニ、自販機も数時間で全ての商品が無くなるので、インフラに大きな被害があるような災害時はすぐに物資の調達に動く必要があります。


ところで昔から天変地異は時の為政者が正しくない政治をしている時に起きるとされてきました。

近年だと村山政権の阪神大震災、菅直人総理の時の東日本大震災があります。


いずれも左派政権の時ですが、左派と震災は親和性があるのでしょうか?

あるいは全体主義に近づくと災害が起こりやすくなるのでしょうか。


岸田総理は自民党では左にあたり、また間違いなく全体主義的な方向に進んでいるといえます。


歴史の法則に学ぶならば、今年、来年と大きな地震など大規模な天災が更に近づいていると予想できます。


天変地異が天からの警告と思うことを、科学が発達していなかった頃の昔話だと政治家も庶民も嘲笑うならば、反省する機会は失われ国政は更に間違った方向に進むでしょう。


その結果どんな悲惨な未来が来ても国民全体で享受するしかありません。


今回描いたイラストは菜の花です。

美しい菜の花畑は心を和ませてくれます。