夢のエキスをぎゅっとしぼってみよう事件 1

2014年度の大天才テレビジョンが始動して3ヶ月がたとうとしている7月ー。

~社員室~
司「…それでですね、隼也先輩、何て言ってたと思います??」
真「え!!なになに?!めっちゃ気になる!!」
司「それはぁ~…」
結「おーい、そこの2人、休憩時間終わりっ!午後の仕事!」
司、真「はぁ~い。」
ガタッ
真「でさでさ、その隼也の言ってたのって…」
陶「つかちゃーん!」
司「あっ陶子さん」
陶「やっと見つけた…ボスが探してましたよ!」
司「あ!あの件か!すっかり忘れてた!ありがとう、陶子さん!」
陶「早く行かないと、怒ってるかもしれないですよ!」
タッタッタッ…
真「あっ…行っちゃった……あーあ、続き聞きたかったのに…」

 ~廊下~
晴「あー!おった、真哉君!」
真「みはるっち!どーしたの?」
晴「どーしたのって言っとる場合やないで!萌ちゃんが呼んどる!」
真「……あーーっ!打ち合わせ!うそ、もうそんな時間?!」
晴「今ちょうどその時間になったで。5分前になっても来んからって…」
真「あー…ごめん!今から行く!ありがとう、みはるっち!」
タッタッタッ…
真「やばい…めぐ、怒ってるだろーなー…」

~社員控室~
ガチャッ
真「遅れてごめんー!!」
萌「もう…遅いよ!忘れてたの?」
真「ごっ…ごめん…はは…。」
萌「…………はぁー」

1時間後…
~社員室~
真「ふわぁ~…やっと終わった…」
航「お!おつかれ!」
太「何してたの?」
真「今度の企画の打ち合わせ!…でも途中で参加したからちょっとついていけなかった…」
太「え、なんで?」
真「実は忘れてて…みはるっちに教えてもらって気づいた」
航「もう、しっかりしなよ~(笑)今年は最年長なんだしさ!…あ、もうすぐ2時か!太一、延命ちゃん、美澪奈!そろそろ休憩終わり!仕事再開しよー!」
延、美「はーいっ」
太「じゃ、またねー」
真「あ、うん。がんばってねー…」
バタンッ
真「はぁ~…月曜日なのにみんなバリバリやってるなぁー……ちょっと、寝よ……zzzz」

ガチャッ
どさっ
真「……?」
結「あぁー、この荷物超重い!」
侑「何が入ってるんでしょうね?」
結「なんだろーね?中部支局からって書いてあるけど……あ!のだしん!ちょうどよかった!この荷物の中身出すの手伝ってよ!」
真「………え?何?ねむ…」
結「ほら、のだしんの前所属先からの荷物だし!」
真「何じゃそれ!…てか、だからって僕にやらせること…」
結「何そのめんどくさそうな感じ!わかってる?今年は結実たちはリーダーなんだからね!」
あ「のだしんー!」
結「あっ、アッキー!」
あ「ボスが呼んでるー!」
真「え?ボスが?」
結「…話終わったら、こっち手伝ってよ、のだしん!」

~社員控室~
真「…で、話って何ですか、ボス?」
出「…お前、みんなから聞いた話…行動がリーダーらしくない!」
真「え?」
出「お前が本社に来てからまだ2年目っていう時にいきなりリーダーという状況なのは分かるが…同じ2年目で同い年の萌と比べてみろ、萌のほうがしっかりしてるじゃないか!」
真「そっそれは…」
出「さっきもみんな言ってたぞ!」
(萌『今日の打ち合わせ、遅れて来たんですよ!』)
(晴『すっかり忘れてはったみたいやわ』)
(航『最年長なんだし、もーちょいしっかりしなきゃねー』)
真「……」
出「というわけで、お前を出張に行かせることにした!」
真「はい?」
出「だから、出張!」
真「……ええぇ?!」

~ロータリー~
延「あれ?…どこ行くんですか?」
真「出張…さっき、すぐ行ってこいって言われたから…北の国支局に」
延「北の国支局…あ、矢部さんと木島さんがいる…」
真「そう。だからさ、みんなにも言っといてよ」
延「わかりました!頑張ってくださいね!」

延「さっ、私も仕事しなくちゃ!……………あーっ!そういえば結実ちゃんが…真哉くんのこと呼んでた!」
タッタッタッ…

~屋外~
延「真哉くーん!…あれ、もういない…歩くのはやいのかな?」

次の日…
~北の国支局 ロータリー~
真「わー…ここが北の国支局か!本社よりかは狭いけど…」

~エレベーター~
真「まず最初に昌暉先輩たちに会わないと…確か3階が社員室で…」
アナウンス「ドアが開きます。2階です。」
真「ん?」
ガーッ…(ドア開く)
杏「う…前が見えない……わああっ!」
どさっ
ピラピラ…
真「えっ?!」
杏「いたた…書類が散らばっちゃった…」
真「…杏奈ちゃん?」
杏「…あっ!真哉くん!」

~廊下~
杏「ごめんね、書類片付けるの手伝わせちゃって!」
真「いえ~。…ってか、これ何の書類だったんですか?」
杏「あ、これ?明日使う企画書だよ!あとで綴じあわせるけどね」
真「へぇー………あ!そうだ、僕、出張って言われてここに来たんですけど…何したらいいですか?」
杏「あ…そうだったね!聞いてたよ!たしか…リーダーシップをとるにはどうしたらいいか教えるようにって言われた!」
真「あー…はい。…僕、最年長なのにリーダーらしくないって言われちゃったんです。でも、まだ2年目なのに…いきなりリーダーだなんて…」
杏「…そうなんだ…。………あ、着いた!ここが社員室だよ」

~社員室~
杏「どうしようかな……じゃあ、とりあえずこの企画書綴じあわせるの手伝ってくれる?」
真「わかりました!」

30分後
真「……………(かくんっ)」
杏「?…おーい、真哉くーん」
真「!!(がばっ)」
杏「ひょっとして、寝てた?」
真「そ、そうみたいです…はは…」
杏「……もー、真哉くんたら!」
真「はは……あ!そうだ、昌暉先輩はどこにいらっしゃるんですか?」
杏「あー、昌暉は…今日は他の仕事があるんだぁ」
真「他の仕事…?」
杏「そ!昌暉は音楽グループでも活動してるんだよー!」
真「そうなんですか?!」 
杏「うん!えーっと、そのグループ名は………なんとかッシュ!」
真「え?」
杏「あーごめん、ど忘れした!」
真(ずっと一緒に働いてるのにど忘れしてしまう……聞いてた通り、杏奈ちゃんは天然なのかな?)

……

真「あー!やっと終わった!」
杏「手伝ってくれてありがと!じゃあ、休憩にしよっか」
真「はい!やったー、休憩だーっ♬」
杏「……」

真(それから、杏奈ちゃんとは仕事の休憩時間とかにいろいろ話した。すごく楽しかった!…だけど、その日の仕事の終わりのとき…)

~廊下~
真「はぁ~終わった!あー超眠い…もう寝よ…」
杏「真哉くん」
真「あっ杏奈ちゃん!お疲れ様です!」
杏「お疲れ様。…あのさっ、…私、今日一日一緒に仕事してみて…なんで真哉くんがリーダーらしくないって言われたのか…分かった気がする」
真「…え?」
杏「真哉くんはいつでも楽観的。いいことだよ。…でも、それが裏目に出てるっていうか…仕事のときでもそんな感じだと、ヘラヘラしてるように見えちゃうよ。」

~ホテル~
(杏『仕事中に寝ちゃうのも、仕事に対する一生懸命さが欠けてるってことじゃないの?』)
真「……そうか…そうだったのか…自分じゃ気づかなかった、自分の欠点…」
ばふっ
真「…でも…どーしたらいいんだぁ…?」

~北の国支局 社員室~
杏「…真哉くんに、言いすぎたかなー…」
ガチャッ
昌「おつかれーっ!」
杏「昌暉!こんな時間に戻ってくるなんて…早く終わったの?」
昌「まぁ、そうだけど…今日から出張に来てるっていうあの子のことが気になったってのもあるけどね」
杏「真哉くん?…今日はもう帰ったけど…」
昌「杏奈が送ってくれてたメール…忙しくてさっき見たばっかなんだけど、あの子、今年度は最年長なんだってね」
杏「うん。…でも、真哉くんに直してもらいたいところを言ったら、落ち込まれたんじゃないかなって…」
昌「そんなにキツイこと言ったの?」
杏「そうじゃないかもしれないけど…あんな注意したこと、ほとんどなかったから…」
昌「…その場にいたわけじゃないからなんとも言えないけど、話聞いてる限りでは、ちゃんと分かってくれたんじゃない?杏奈が言うんだし!」
杏「それ理由になってない!」
昌「まあまあそう言わずに~。っていうか、そんなことで悩んでる杏奈、初めて見た!」
杏「私だって悩むし!本社にいた時とかとくに…」
昌「本社のときみたいにすればいいんだよ!明日は僕もいるし。頑張ろう!」
杏「…そうだね。くよくよしないっ!………あー!!やばいっ!明日の会議の企画…途中まで考えて終わってた!」
昌「えぇっ?!」
杏「ちゃんと考えてあると思い込んでたー…どうしよう、今日は寝れないかもー!」


更新、遅くなってすみませぬ。m(__)m

さてさて、新しい物語の始まりでございますが。
主人公であるのだしん…。
「ヒドく描きすぎ!」なんて思ってしまったらすいません。
次話ではそんなこと無いように書きますので。m(__)m

あと、昌暉を出してくるのが遅かったかなー…なんて。>_<
タイトルのフレーズは昌暉のソロ曲の歌詞だっていうのにね。
それぐらい、昌暉をもっと出そうと思っていたのですが。
今回はむしろ杏奈とのだしんの絡みでしたね。

ほかにもクレーム&リクエスト受け付けておりますので。

では!

どろろんっ=3