夜の森で、蛍たちは光の地図を描き、動物たちを案内していました。その中に、自分の光は弱く、動物を案内することなんてできないと思っている、小さな蛍がいました。それでも蛍は、毎晩そっと光を描き続けます。
ある夜、迷子になった子鹿が、その小さな光を見つけました。
「ぼくの光は、みえる?」
「みえるから、ぼくはきみをみつけたんだよ。」
小さな蛍と子鹿の、森の中のやさしい夜のおはなし。自分では気づいていない小さな光も、誰かにとっては大切な道しるべになる。
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