2013年4-6月アニメを見た感想(9-2)
あくまで個人的な感想に基づくものです。
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」#9
いよいよ原作完結間近、ということで、
文庫は次がほんとうに最後の最後なのだと理解っていますが、
そうでなくても、毎回最後になってもおかしくない巻がけっこうあって、
1巻、5巻、8巻がとくにそんな感じで、
アニメで言うところの3話、15話、そして今回と、
15話は「1期の真の最終回」ということで当然最終回ではあるのですが、
今回もそれが最終回だと言われればそう思えそうな話であったと思うんです。
もうほとんど結論出てますし。
結論を最後の最後まで言わずにぼかして終わっても、それはそれで一興。
それでもなお続いたのは、やはり仲の悪い兄妹をおもしろおかしくってとこで始まって、
あくまでその点を描ききってこそ意味があるような気がします。
そして、アニメはアニメで面白いのですが、
ここ何回かの7.8巻部分は文庫を補完するものでしかなかったような気もします。
ただ、だからこのアニメはダメだってわけじゃなくて、
実際めっちゃ感動できるところですし、
今回を見て、じゃあ原作を読もうかという気持ちにもさせてくれるんじゃないかなと。
私は3話を見てこれはスゲ絵話だと思ってまず1巻を手に取ってみたんですが、
その3話というのは、
大ざっぱに言えば桐乃がおたくだってことが理解るきっかけになったものが父にバレて、
それで京介氏と親父が対決、
結果、兄妹仲がちょこっとだけ良くなったかなってとこで、
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」
と思った.....
その後人生相談に続きがあろうがなかろうがどうでもいいくらい綺麗に終わってて、
まあ続いているからこそこういう展開になったわけですけど、
仮にそこで潔く終わっていたとしてもいい話には違いなくて、
そう思えたから手にとって読めた、
そんな感じで、恋愛篇に形としてはけりをつけた今回も綺麗に終わってると思ってます。
その後、黒猫と京介氏がどういう関係になるのか、
答えは読者の想像に任せる.....って感じでも別に良かった。
ただこの話はあくまで兄妹のことを描いている話なので、
その辺を突き詰めた結果.....
なんかもう最終的に兄妹結ばれてしまえよ、と思わなくなくない展開ですけど、
しかし実際そんなことがありえてしまってはよろしくないわけで、
最後の最後、なんだかんだでラスボスはベルフェゴールこと地味子さんだよねっ
.....だといいなあとか思ったりします。
「変態王子と笑わない猫。」#8
新キャラクターの.....妹?!!!!
なんたらエミさん。
ファイヤー!!!!!.....って言ってるのか、いきなり笑わせてくれる。
フライパンか。
風評を裏切らない感動がそこにあったのは間違いないです。
が、しかし、まず何がしたいのか理解らない副部長にイラっとして、
あいもかわらず猫像にイラっとして、
世界がイタリアンになってキレた。
言葉遣いのめんどうくさい感じが秀逸なのも相変わらずですが、
いくら元がラノベだからって、世界観までもライトにするのはどうだかなあと。
せっかく声がいい仕事してるなと思えたのに、それ以上に話がちゃっちいく思えてしまう。
これはMF文庫もののほとんどの感想として言えることですが、
設定とイラストを刈り取ったら何が残るかと考えても答えの出ない疑問に小一時間考えたくなる。
結局、何なん?!!!!.....って。
なんだかんだでスクール水着にしたかっただけじゃないかと思われてもしょうがない。
で、これはもともと賞レースで勝ち抜いたものが発展してできたアニメなんですけど、
賞レースに参戦するならMF文庫からかなあ、みたいなことを思えるのは、
一応それが新人賞だからっていうのもありますが、
ここで圧倒的なものを投入できたら絶対かっこいいなと、そんな幻想を抱いてるからだと思う。
似たり寄ったりなものの中でひとつだけ抜きん出ているそれがどういうものか、
薄々理解っていて、ただそれが具体化せずに自己完結してしまうので形にはならず、
ただ実在するものがよからぬなあと思えるだけで、
いっそ、賞レースに投入する材料は小説じゃなくて編集部へのクレームまるけにしてやろうか、
そう思えるくらい最近のラノベは急になんだかなあと思えるようになって、
そしてこれも例に漏れているとはいいがたい。
俺妹と時間帯で並んでいると余計そう思えてしまいます。
ひいき目に見なかったとしても、どうでしょうね。
だから、アニメ化で化けたのは結局一部のキャラだけでしたよ、と。
あとほんの数回の続きで劇的に感動できる作品にまとまるとは思えない。
まあ、まだまだ愛美おねいさんの声で楽しもうじゃないかってことで、
(というかクレジットはみよ字が入っているからいよいよそのひととは理解りづらい)
崩壊が止まりそうにもない鋼鉄おねいさんも楽しみに最後まで見はしますが、
最終回くらいはまるっとまとめて満足させてほしいものです。
今週はここまで。