ご用心 | 愛あらばオーケー。

ご用心

夏は心の鍵を甘くするわご用心♪

は、桜田淳子です。夏にご用心。知ってる人いるかなぁ…。


さて、今回のご用心は、風邪です。

すっぱり刺した爪もようやく治ったかと思った頃、何故か素敵な風邪を引いてしまいました。

頭がぼーっとします。熱もある模様。寒気までします。ただ、食欲は普段の倍あります。はっはー。

こういうときはまりまり食って、あったかくして、風邪薬飲んで、とっとと寝るに限ります。

でも、今日はお友達とメッセの約束をしているのです。だから、まだ薬飲んでません。

薬飲むと、2時間もしない内に落ちます。しかし、これから大掃除もあるというこの暮れに何も風邪頂かなくても…と、マイボディに説教をしております。さすが昔、ていうか赤ん坊の頃、さあ、初めてのお正月、というときに、超高熱を出しただけのことはあります。自慢にもなりませんが。

そう、私は昔から病との縁が何故か切れない女。どれも大したことのない病気だから、不健康には思われませんが。

特に、黒夢のライブにアホのように通っていた頃は、風邪と毎年格闘しておりました。ひとつ、遍歴をば。


MORE DEEP UNDER TOUR…ツアースタート1週間前に37度の熱。そこから熱が上がり続ける。なんかヤバいと思いながら首を振ったら後ろ向きに倒れかけた。弱すぎる。修行が足らない。まだ青かった私。
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NIGHT of Cruel TOUR………NHKホール前日に37度の熱。頭の中で除夜の鐘が
1000回ほど鳴る中、それでも首振り、除夜の鐘10000回に増加。
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Feminism TOUR PART2……ミュージックファームで汗かき、そのまま帰りどうしてか風邪。熱は出ない。
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BEAMS武道館2Days…… 冬なのに、風邪引きやすいのに、私は人時ちゃんになるのだと良く分からない理屈を立て、人時様モデルのスーツ(薄い)着用。鼻水止めるのに必死という状態に。
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FAKE STARS CIRCUIT…… 珍しく元気…だと思ったら横浜アリーナで泊まったホテルの冷房が寒すぎ、結局風邪。
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Many SEX Year Vol.2//"DRUG TRATMENT"…バカしか引かない夏風邪を引く。四日市のライブでライブ中鼻水が出る。危険と思ったが、時既に遅し。私は3列目で間抜け面をさらす。
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Many SEX Year Vol.3//"DRUG、SEX、ROCK'N'ROLL"…名古屋1日目で風邪引き、2日目で悪化。大晦日に右フックをくらい、正月にカウンターをボディに決められ、1/2にダウン。
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Many SEX Year Vol.5//"CORKSCREW A GOGO!!"…前半何とか元気だったが、後半の12/30 川崎のライブ前日に高熱を出す。38.5度の状態でスタンディングに行き、大人しくしているつもりだったが気付いたら5列目に。翌日36度まで下がる。
これで味を占め、次のカウントダウンに薄着で行き、見事2度上昇。
熱でバカだったのか、元からバカなのか。
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Many SEX Year Vol.5//"CORKSCREW A GOGO!!"振替…1/29、ショックで呆然とTシャツ一枚(しかも死ぬほど濡れてる)で氷点下の街を歩き、 涙すら冷たい状況下。翌日39度の熱。だが、涙止まらず。
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Sads FIRST TOUR"SmashITUp!"…岐阜、2列目清春前という幸運をGETし浮かれていたバカに神から天罰が下り、39度を超す超高熱。4日間食事取れず飲み物もストローがないと無理と衰弱しきった状態の中、ライブに。(真剣にバカですね)電子的にずらす椅子を斜めにし、女というか人間の箍すら外れた暴れっぷり。
あんなにつつましやかに飲んでいたお茶をがぶ飲み。所詮は野生の女。
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HITOKI TOUR"FILL IN THE BLANKS"…一年ぶりの人時様のライブという事で、気合いが入りすぎ、 全国ネットで間抜けなダイブ姿が放送されるという不運に見舞われる。その日は雪が降り、路面は危険。案の定あやなコケる。
べちゃっと倒れながら何故か頭の中に"北の国から"のさだまさしの物悲しげなハミングが流れる。翌日鬼のような発熱。
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Battle Rockers PART1… 京都のライブ後仲間と飲みに行き、見事にオールして見事に38度の熱。てめぇの歳を考えず若者と同じ遊びをするからこういう事になるという好事例。

ちなみにこの後昔から紀州の梅干のようにでかかった扁桃腺を取り除いたため、高熱との歴史はひとまず幕を閉じました。文章がなんだかおかしいのは、もう6年近く前の文だからです。直す気はしなかったです。

今でもバカは変わっていませんが、あの頃はむしろ本能に近いバカでした。自分を尊敬します。しなくてもいいんですけどね。どうやって仕事してたんだろうと思うほど、ライブ→仕事→ライブでした。今は絶対にできません。てか、しません。


SADSのこと書いてたら懐かしくなりました。

Sads, 清春, 平出悟
THE ROSE GOD GAVE ME

このCDを聞こうかと。これ、好きなんすよ。ほとんど英語だから、歌詞聞き込まなくても聞ける。黒夢は周期的に聞くので。なんでしょうね。やっぱり青春の歌というのは色褪せないんでしょうか。

ま、私の青春の歌のタイトルは、中絶とか、磔とか、楽死運命とか、親愛なるDEATHMASKとか、なんだか薄気味悪い漢字だらけなんですけど。それでもいいじゃないかー。


そういえば、今度犬神家の一族 が公開になりますね。どうせすぐにTVでやるので、観には行きませんが、私は30年前の犬神家がもう大好きで。あのほのかな不気味さ、日本映画でしか出せない凛とした怖さがぞくぞくさせてくれました。子供心に菊・琴・斧の死体は大変怖かったですねぇ。先に叫んだのは、可愛い母でしたが。

そして横溝作品に欠かせないのは、エロと男色です。もちろん、犬神家でもそこここにラブラブ!

今オフィシャルサイト覗いてきたんですが、柏屋の夫婦、木久蔵と玉緒ですか…。なんだかすげぇ取り合わせだな。

お琴の師匠は草笛光子。梅子がお琴か…。いや、あれはもはや妖怪枠だから、そのまんま岸田今日子でもよかったんじゃ。

珠世の松島菜々子はこの際どーでもいいです。島田陽子もきれいでしたけど、まぁ重要とは言え、大して本筋に…おお、これ以上はネタバレ。

佐兵衛翁の仲代達也はまぁいいと思います。三国連太郎のような気味悪さが出せるかなっ?あれは重要だすよ。佐兵衛翁はキモく不気味で、それでいて絶大な存在感がなければいけませんから。


思えば、金田一耕助も色んな人に演じられてきたもんです。

有名どころは石坂浩二、古谷一行、衝撃の稲垣吾郎ですが、過去には西田敏行(あんたは釣りしてろ!)、高倉健(鉄道員が…男前が金田一…)、愛川欽也(キンキン、最近めっきり老けたね…)、渥美清(!?)、片岡鶴太郎(お笑いから出るなー!)、中居貴一(絶対あんたは金田一と違う)、豊川悦司(そんなにかっこよくねーよ、金田一はー!)など、まさに多種多様。

鶴太郎の時は本気で茶を吹いたもんです。こないだまでひょうきん族でおでんであちあちやってた人がハンチング帽!という衝撃で。鹿賀丈史の金田一もあるそうで。見たかったなぁ。

金田一も色々映像化されてましたが、今までで一番引きつけを起こしたのは、どんな死体より、八つ墓村の小竹&小梅を演じた、

岸田今日子様ガーン

でございました。いやー、おっかねぇったら。泣きそうでしたよ、こっちゃ。夜中に一人でTVの前で、あなたのご尊顔拝見したとき、よっぽど要蔵や死体の方が可愛いと、軽くチビりそうに…。それは冗談ですけど。


そんな訳で、せっかく犬神家の一族のDVDをレンタルしてきたので、ちょっと観ようかと思います。

愛してるわー、佐清!(よりにもよって…と思った人は最後まで観よう)