オーマイガッ | 愛あらばオーケー。

オーマイガッ

いやね、変な始まりだとは思うんですけどね。どうしてかといいますとね。


ジェネオン エンタテインメント
アレックス

モニカ・ベルッチ好きだし、カンヌ映画祭で失神者続出!というのに、

ごめんなさいお父さんお母さん、いけない娘に育ちました…さ、謝ったぞ。

…いやもうワクテカで。おもっくそ好奇心刺激されて、借りてみたんですよ。今TSUTAYADVD半額だし。


色々オススメしてきましたけどね…できません。責任持てません。

モニカ・ベルッチは弱味でも握られたのか?というほど、体張ってます。張りすぎです。

まず最初に目が回ります。ふらふらです。ここで失神者の半分は出たと見た、というくらい、もう十分近く

回る回る。かいてんかいてんかいてん。ライブドアオートじゃなしに。

話を故意に脱線させようとしている自分がいます。戻しましょう。

ひたすら回った後は、はい!ゲイバー!…『司祭』から何か憑かれているのでしょうか。

この話は復讐が軸です。実は一晩で終わった話だったんですね。

もっと大事なのは、これはメメントや時計じかけのオレンジのような、時間軸が逆転している映画です。

だから終わりが始まり。エンドクレジットが下がってきて、しかも反転して、何故か近親相姦親父の告白があって、

そっからゲイバーで回転です。だから最初はさっぱり分かりません。全然?です。

そして、分かるんですね。失神者が出た理由が。

…人間の撲殺された顔は、すごいです。すごすぎです。でもあれくらいなら、ホラー大好きな私は平気です。何とか。

問題はその後。

9分。9分間、モニカ・ベルッチがレイプされます…。もう、痛々しい。しかも映画の進み方だと、

顔が真っ赤になるほど殴られたモニカが救急車に運ばれるシーンが先なんです。レイプシーンは後。

言葉がなくなります。9分間よく見れたなと感心してしまうほど、辛いです。リアルすぎて泣けます。

そしてここからもっと辛いです。時間軸が逆…つまり、観客たちは幸せそうなモニカを見させられるんです。たっぷり。

復讐したのはモニカの彼氏と元彼です。ゲイバーに行った理由は、レイプ犯がゲイだったから。

しかも…撲殺した男は、レイプ犯じゃなかったんです。脱力。悲劇。

あまりネタバレするのもあれなので、この辺にしておきますが、相当キツいです。R-18も当然。オールシーンモザイクなし。

でもモザイクの問題じゃないな。これを未成年に見せたら、変な犯罪に走るか、しばらく鬱ります。今ここにも一人。


同時に借りた

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
クイルズ〈特別編〉

のマルキ・ド・サドがマシに見えました。こっちは時代背景にワクテカして借りたので、半笑いで見ました。

でもしょっぱながギロチンなんで、半笑いもどうかと思いますけどね。ところでナポレオンって短足だったんですね。


久々にフィクションにやられました。気分変えるためにも、

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
裸の銃(ガン)を持つ男

でも見ようかと思います。バカコメディーが一番です。…相当鬱らしい。