今回も経過は良好です。
判で押したように…とでも言いますか、まるでリピート再生を聞いているかのように
今回も同じ会話が繰り広げられるM班長診察室。
「調子どうですか~?」
『相変わらずダルいはダルいですねぇ…』
「そうか~…でもね~数値は今回もすこぶる良いんですよ~」
『あ、そうですか。なら良かった。
簡易検査でも悪くはなってなかったんで、まあ、大丈夫かな~とは思ってたんですけど』
「でも、ダルいのは困っちゃうよね…」
『まあ、でも、数値が良いなら、(腎臓は)良くなってる…ってことですもんね』
「だけどダルいんでしょ~?」
『ダルいし、ウトウト寝てばっかりなんですよ。
いくらでも寝ていられちゃうというか…。なんででしょうねぇ~』
「う~ん…なんでだろうねぇえ~?」
…と、まあ、だいたい毎回こんな感じです。
他に殆ど「症状らしき症状」が無いので、たまには
「目の奥が痛いような重いような…」とか「何度か頭痛がして…」などと挟み込んではみるものの
M班長の診断基準に影響を及ぼすだけの情報とは見なされず、たいていスルーされます。
そう、私は「ダルいだけの患者」(←いくばくかのヒガミ根性入り)。
でも!! 数値だけは、す・こ・ぶ・る!! 良いのです。いいんだ~、ダルいくらいなによ(…ふんっ!)。
どんなにダルくとも(←しつこい)良くなってる証拠に、2ヶ月ぶりにステロイドを減らすことになりました。
8mg →7mg です。1日2回処方なので、朝4昼3。
いよいよ「未知の世界・7mg」。うわ~、大丈夫かしらん…。
「8mgを2ヶ月続けて~…(と、カルテを見返し)潜血も殆ど出てないし、
タンパクも…(と、何やら計算)。これだとカンカイだもんなぁ~」と、
ホクホクひとりごちるM班長。
『カンカイ…?』
この時、脳内で漢字変換できなかったので帰宅後に調べました。

寛解(かんかい)とは、永続的か一時的を問わず病気による症状が好転または、ほぼ消失し、臨床的にコントロールされた状態を指す。すなわち、一般的な意味で完治せずとも、臨床的に「問題ない程度」にまで状態がよくなる、あるいはその状態が続けば寛解したと見なす。
…だそうですby Wikipedia。

つまり、私の場合、
「8mgのステロイドとゴロゴロ三昧の生活をしていれば症状は出ない」というトコまでは判った…と。
なので、これからは「どこまでステロイドを減らしても大丈夫か」そして「どれだけ活動量を増やしても悪化しないか」の見極めが重要になってくるわけですね。ナルホド~。
悪化すれば「8mgじゃ足りなかった! 増量キャンペーンだ~!!」ってコトになりかねませんし、
最悪「再入院!!」な~んてコトにでもなったら大変なんで、暫くは「控え目な生活」に輪をかけてゴロゴロするようにしましょう~。
ナナコの保育時間(実家に預ける時間)を延長して貰わなきゃ。
父、大喜び間違いなし。