私が「教える」を始めたきっかけは23歳ぐらいのこと。
当時勤めていた会社で新入社員のOJTを担ったこと。
貿易関係の仕事をしていて
入社1年目は台湾
2年目は韓国
3年目は中国
と、年次によって担当するメインの国が決まっていた。(メインの国に加えて他の国も複数持つのですが)
年次が変わる時に一つ下の後輩に「引き継ぎをする」、そして「新入社員を1から指導する」OJTをさせてもらったことが「教える仕事」の始まり。
特にOJTは
ちゃんと伝わっているだろうか、いっぱいいっぱいになっていないだろうか、それはそれは色んな感情がごちゃ混ぜで。
だって自分次第でその子の社会人生活が良いスタートを切れるかどうかって話しやもんね。
だけど、出来なかったことが出来るようになったり、自分で気がついて仕事が出来るようになったり。
だんだんと成長していく姿を見るのがとても嬉しかった。
(少しボリュームのある仕事を振ったあと、お疲れ様!ってチョコレートあげたら、「鵜飼さんって怖いけど実は優しいんですね」と言われたことはめっちゃ覚えてる。笑)
質問をされて、「あ、そんな事考えた事なかった」ってこともあった。
「そんなところに気がつくんだ!すごいな!」って感心した。
そこから自分も調べたり先輩に聞いたりしてとても勉強になった。
教えるって楽しいし奥深いなと思った。
私が教えているのを周りで聞いていた先輩方から
「鵜飼さんって教えるの上手いな」と言っていただいて。
新しい自分を発見できた喜びもあった。
「教える」の始まりであり、教える仕事の楽しさや苦しさ奥深さ、責任を知り、教えるのが上手という自分の長所を知る。
若い時に経験できた事がホントに良かったと思う。
そこからまた別の会社でも「教える」を経験し、ヨガのイントラやSUPのイントラ、一時ポールを教えたりと何かしらずっと教えている。
この人は何につまづいているのだろうか
何が原因で出来ないのか
と、分析するのが得意で見たら結構わかる。
それを教えて結果が出た時はとても嬉しい。