こんばんは猫

最近、ずっと悩んでモヤモヤしていたことがあるので、ブログを書いてみようと思いました。


ブログに書くと気持ちを整理できて
スッキリするんですよねキラキラ


そしてこれを読んでくださった誰かに
気持ちが届いたらいいなという思いで書きます。




病気が発覚してから2年半。



生活も気持ちも環境も
人間関係も価値観も人生観も
私を取り巻く色々なものに変化がありました。



その中の一つ。


人から「無理しないでね」と言われることが増えました。

毎日何人かの人に言われてます。


最初はありがたいという気持ちしかなかったのですが、最近は少し窮屈に感じてしまうのです。


きっと相手は私の体を心配して気にかけてくださったのだと思います。
それはよく伝わっています。


でも、私の中でやりたいことやできることを制限されていると受け取ってしまうくらい、何度も、何度も言われるのです。


そのうち、その言葉をありがたく受け取れなくなっていく自分にもモヤモヤするようになりました。


体を気遣ってもらえるなんて
ありがたいことなのに。







私は肺高血圧症になってから
たくさんのことを諦めてきました。


前にブログでも書きましたが


ドラム、介護職、ダンス、スポーツ……


元々体を動かすのは好きな方でしたし
介護職に就くために大学まで出ました。


ドラムは初めて長く好きでいられた趣味でした。


他にも日常生活のちょっとしたことで
控えてることはたくさんあります。


たくさん諦めた中でどうしても捨てきれなかったものは「音楽」でした。


ドラムは心臓への負荷が大きいからとドクターストップを受けましたが、先生は

「確かに体への負担は大きいかもしれないけど、心の健康も大切だからね。
何よりせっかく生きてるんだから、病気で何もかも諦めるんじゃなくてできる範囲で好きなことを楽しんでいきましょう。」


と少しであればドラムを叩くことも許可してくれました。


だけど私は、
ドラムを叩くのが苦しくなっていました。

少しであれば叩けるけど
長時間叩くことはできない。


それではバンド活動は難しいし
メンバーにも迷惑をかけると思いました。


だから私はドラムを諦めて
バンド活動を続けることを選びました。



ベースを0から始めました。


まだまだ下手くそだけど
バンドの一部になれることがとても嬉しくて
今ではバンドでベースを弾くことが生きがいになっています。


周りには心配かけてばかりだけど
私はバンド活動ができてることで
もっと治療頑張ろう、生きようって思えるのです。


体への負担があるのは否めないので
矛盾した考えかもしれないですが
これがなきゃ頑張れないんです。


生きる活力なんです。


塾講師も、
介護職ができなくなって体力的にできる仕事を探した結果、私が選んだ道です。






ベースも塾講師も

色々諦めた先に見つけた居場所で
生きがいなんです。






だから、「無理しないでね」よりも
温かく見守ってもらえたら嬉しいなと思うんです。






これ以上、自分のできることややりたいことを奪われたくないのです。

自分の体のことは自分が一番よく分かっていますし、病院も毎月様子を見てくれています。







だから、私ができること、やりたいことは

私の体にとっても大丈夫なことなんです。







無理をしないって難しいけど
これでも私なりにセーブしているつもりです。


もちろん、体に負担のかかることをすべて辞めて、ベッドで安静にしていれば病気は少し良くなるのかもしれません。

だけど、その保障はどこにもなくて治るかどうかは約束されていないんです。
少し長生きができるくらいなんです。

一度きりの人生、治る保障もないのに自分にできることややりたいことを諦めて後悔して人生を終えるより



短い人生かもしれないけど


今やりたいことの中で できるものは
今のうちにやりたいんです。





だからさっきも書きましたが


私がやりたいことやできることを
「無理しないで」と言うより応援してもらいたいなって。

それが一番、元気が出ますし、うれしいです。



治療は大変なことしかありません。


心を保つためにも
せっかく生きてるならできる範囲で好きなことをやりたいです。




やりたいこと全部諦めてでも治療をすれば
絶対に治る病気なら私も我慢します。


だけど、この病気は今の医療では
治ることはないんです。


1秒ごとに終わりへ向かっていく人生で
今が一番大切なんです。






だからどうか

温かく見守ってもらえたらうれしいです。





思いが強すぎて
同じ内容を繰り返してしまいました。
読みづらかったらごめんなさい。



ここまで読んでくださり
ありがとうございましたニコニコ