こんばんは
今日で2021年が終わりますね
2021年最後の日である今日に
今年1年の振り返りとメッセージを
書き残しておきます
今年は私にとって
大きな転機が3回ありました
１つ目は
｢バンドの解散｣
6年間続けてきたバンドを活動休止し
そして数ヶ月共にしてきたメンバーと解散したのです
闘病生活とバンド活動の両立が難しくなり
心身共に疲れてしまったため、離れました
それを決めるのにはたくさん悩み
たくさんの葛藤がありました
病気による、ドラムのドクターストップ
満足に働けないことによる、金銭的な都合
物理的に活動は難しかったのですが
それでもなかなか
踏み切ることが出来ないでいました
心はすり減っていくばかりで
病気も悪化を続け
闘病に臨める状態ではなかったので
離れる決意をしました
離れてからは肩の荷がスっと降りた気がします
ライブや演奏をしたいという気持ちはまだありますが、あの状況に終止符を打てたのは私の中でとても大きな一歩でした
バンド中心の生活も楽しかったですが
バンドがなくなったことで
これまで以上に家族や仕事、趣味に向ける時間や気持ちなど、余裕が出てきました
なにより、胸や頭が重くなるくらい悩むことや
限界がきて泣くことがなくなりました
体調も安定し始め
やっと病気とちゃんと戦えてる気がします
解散ライブなども行わないまま
突然の解散となってしまったことは不甲斐なく
今でも悔いが残ります
また機会を作って必ず恩返しをしたいです
バンドは形がなくなってしまいましたが、
今後はセッションという形でライブをしたり
音源の発信をしたり
ゆっくりにはなりますが、今後も何かしらの活動は続けていくつもりでいます
そして、来年はライブ復帰に向けて
動いていきます
今までバンドも演奏もライブも我慢してきましたが、体に無理がない程度でマイペースに活動を再開したいと思っています
確かに、体には良くないかもしれませんが
私は太く短く生きることを決意しました
病気が悪化するからといって、なんでもかんでも我慢する生活は心がもちません
だから自分の体と相談しつつ
可能な範囲で好きなことをやると決めました
その代わり、今後の治療も意欲的に臨みます
つらい闘病も乗り越えられる気がするのです
長く生きることに囚われすぎてた気がします
｢長く生きられない｣と宣告された反動なのかもしれませんが、この考えが余計自分を苦しめていたのだと思います
治療のために全てを我慢して安静にして
ベッドで寝たきりの人生をゆっくり送るのか
命は短くなったとしても
好きなことをして最期まで走りきるのか
私は後者を選びました
今後も闘病を続けつつ
音楽活動も再開したいと思うので
温かく見守っていただけたらなと思います
２つ目の転機は
｢エポプロステノール治療の開始｣
実はこれが一番大きな転機なのかな？
在宅静注療法、つまり点滴治療を始めました
詳しくはブログの
｢エポプロステノール治療開始｣に書いておきました
鎖骨下あたりからカテーテルを挿入し
血管を通って心臓へ直接薬を送り込む治療です
この治療を始めてから生活は大きく変わりました
薬の管理、挿入口のケア
そしてたくさんの副作用
エポプロとの生活は予想以上に大変なものでした
最初は副作用も重めに出ていたし
薬の管理やケアで初めてのことばかりで
精神的に不安定な時期もありましたが
やっとこの数ヶ月で落ち着き始め
今はわりと安定しています
たまにポンプの異常に焦ってるのと
副作用が重めに出て｢きたか〜｣と耐えてるくらいです
大きなトラブルは特にありません
肺高血圧症が分かってから、この治療をすることになるのはほぼ確定だったのですが、私はこの治療が嫌で拒んでいました
とはいえ、治療をしなければ助からないので
泣く泣く受けることに
数値は思うように下がらず
こんな大変な思いしてこの治療をしてるのに、本当に意味があるのか？と思ったことすらあります
ですが、やっとエポプロとの生活に慣れ始め
今ではうまく付き合っていこうと思えるようになりました
家族の協力があって
私は闘病が続けられています
そのありがたみを強く感じた1年でもありました
そして３つ目は
｢彼氏と同棲開始｣
これも大きく生活が変わりました
病気がわかった後に付き合い始め
病気のことや生活のこと
今後のことを何度も話し合ってきました
体調が悪いときや特にエポプロを始めてからは
たくさん支えてもらいました
彼の負担になっていないかと不安な気持ちもありましたが、彼は嫌な顔することもなくいつも助けてくれました
とりあえずまずは私の実家で一緒に暮らしています
お金を貯めてゆくゆくは引越すつもりでいます
彼は一緒に暮らしてから
薬の交換や薬を作るのを手伝ってくれます
最近は家事までしてくれるようになりました
お出かけの時はいつも私の体を気遣い
守ってくれています
そんな彼から以前
プロポーズを受けました
本当にこんな自分でいいのか
負担になっていないのか
そして将来のことも
不安はありますが
私にできる恩返しをしていこうと思います
今年は大きく人生が変わった1年でした
去年は病気が分かり、治療が始まったり
肺高血圧症と出会ってから目まぐるしい日々です
闘病の中で応援メッセージをくださった皆さん
バンドを応援してくださっていた皆さん
私と関わってくださった皆さん
そして大切な家族
今年1年も本当にありがとうございました
先程も書きましたが来年の目標は
・バンド・音楽活動再開
・やりたいことに全力で太く短く生きる
・闘病を頑張る
この3つです
こんな私ですが
来年もどうぞよろしくお願い致します
ここまで読んでくださり
ありがとうございました
