こんにちは
お久しぶりですニコニコ


今回のテーマは「時間の価値」ということで
病気によって変化してきた私の人生観や今後の生き方について考えたことを中心に書いていきたいと思います


少し長くなりますが
最後まで読んでもらえたらうれしいです


人生は不平等である



病気が見つかってからの私は

とにかく周りと自分を比べてばかりいました


「自分はもう長くは生きられない」

自分の人生を悲観していたのです



同世代の人を見ると

「元気でいいな」

「この人は長生きできていいな」

と羨むばかりで

その人が抱えているであろう苦しみを

想像する余裕はありませんでした




何事に対しても

「どうして私だけ」と考えてしまっていたのです



人生は不平等である



私に残された時間はそう長くない

じゃあその残りの時間をどう生きるのか?



私の中で


自分に残された時間=この病気による余命


だったのです




でもその考えは覆されました







時間の価値



きっかけはとある作品との出会いでした

(ネタバレになってしまうので、作品名は伏せさせていただきます)




私はこの作品を通して

人に与えられる時間は平等ではないが

一瞬一瞬の価値は同じであると感じたのです



病気を患っていても健康でも

誰もが明日どうなるかは分かりません




つまり、誰もが死の可能性を抱えて

毎日を生きているのです




余命宣告をされたからといって

必ずしもその通りに人生が終わるとも限りません



別の要因によりもっと早くに亡くなるのか

もしかしたら奇跡が起きて宣告された余命より

長く生きることだってあるかもしれません



誰も明日自分がどうなるかは分かりません


事故や事件に巻き込まれることだってあります




そう








誰もが明日を約束されていないのです










だから








与えられた時間の価値は皆平等であり

今を大切に生きることが大切なのです








病気により、自分が長くないと知ることで



やりたかったことに挑戦する

好きな人と行きたかったところへ行く

好きな人に好きと感謝を伝える

おいしいものを食べる


など



残りの人生をいかに幸せに大切に生きるか

考えさせられます


自分にもしものことがあったときのために

残しておきたいものもあるかもしれません



死というものを意識して初めて

本当の意味で自分と向き合えるのだと思います



でもこれは病気関係なく、健康であっても

誰もがいつ終わりを迎えるかは分からない



自分に与えられた時間をいかに幸せに過ごすか

皆さんにも常に考えて生きてほしいと願うのです



時間は有限です

大丈夫だろうと思っていたら

突然そのときはやってきます



それこそが

「後悔のない人生を送る」

ということだと感じます




未熟な自分と環境の変化



病気の自分を可哀想だと

つい思ってしまうことがあります


すべてに対して悲観的になっていました


そして独りよがりにもなっていました


相手を思いやる気持ちも欠落していました


広い視野で見ることの出来ない自分と

他人に対して負の感情を抱いてしまう自分が

嫌いで仕方ありませんでした




そんな自分を変えなければと奮闘してきました



ポジティブに考えようとしたり

相手の気持ちを察しようとしたりしましたが

自分の考えを無理矢理変えることは

私にとっては難しかったのです


でも自分の中のこの悪循環を終わりにしたいと

ずっと悩み続けてきました








そして


自分と向き合う中で出した答えがあります。




無理はしない



悩んだ末、無理をするのは辞めました



病気が分かってから

体も心も生活も変わってしまった


当然今まで通りの生き方ができるわけでもない


つらいことは我慢しなくていい


自分のために生きてるし

幸せになるために生まれてるはずだと信じてる



人には向き不向きがあって

合う人合わない人がいる

そして誰もが完璧ではない


これは仕方のないこと





分かり合えないなら離れる 


お互いこれ以上苦しまないように






苦しみながら続けることに

意味が見いだせなくなった




なぜなら限られた時間の中で

つらい時間の比率が多くなるのは

もったいないことだと思うからです



それなら



限られた時間を大切な人のために使い

楽しく、幸せに生きて

大切な人のために悩み、傷つき

命を削りたい



そう思うのです





ちゃんと向き合えば

分かり合えることもあります




でも、

今は無理だと判断するなら

一度距離をおいてみることも

ありだと思うのです





無理に話をつけようとしても

平行線のまま終わらず

お互いに心がすり減っていくだけです



だから無理をしなくていい

頑張らなくていい

無理に向き合わなくていい



そうして自分を解放してあげることも

大切なんじゃないかと考えます



これは闘病している人に限ったことではありません


みんな同じです





自分の環境は自分で作る



そして、自分の環境は自分で作る



これも大切なことです



さっきの話に繋がってくるのですが

自分にとってつらい状況であっても

相手を変えようと押し付けることはできません




それぞれの人生があります




無理なら別々の道を行く

それでいいんだと思います




別の道もたくさん用意されているはずです

進むことを辞めない限り




そして、自分にとって幸せと思える環境は

自分で作っていかなければならない

と思うのです



人間関係を見つめ直すことも

このうちに入ります



自分はこの人と関わっていて幸せか


損得勘定とは少し違いますが


好きか嫌いか

幸せか不幸か


それで関わる相手は選んでいいと思うのです

  



自分の心がすり減らないように

勇気をだして自分から環境を変えてみるのです




やりたいことがあるなら

自分で道を切り開かなければなりません



他人のせいにしてばかりでは

何も前へは進めません




これは色々なことに言えます

 


パワハラ上司

毒親

思いやりのない友人

心無い他人


逃げ道はきっとあるはずです



逃げ道がないと思っていても

意外と抜け道はあります




どうにもならないのであれば

強制的に離れてもいいんです


      

自分が壊れるくらいなら

勝手になってもいいんじゃないかと思います



もちろん向き合わなければならない案件もあります


ですが、どうしても平行線で進まず

心が削れていくだけなら逃げてもいいのです

     





それで命を落としたら

自分が生まれてきた意味を果たせません


   



体は資本です

時間は有限な資源です


限りある命を

自分の心と体を一番大切に生きてください




まずは自分に余裕を持つことから



人に優しくするためには

人を愛するためには


まずは自分に余裕がないとできません



自分のことで精一杯だと

他人を思いやることは難しいです



先述した生き方をしてみて

自分の心に余裕が持てるようになってからでも

遅くはありません



そしてこの生き方は

皆さんに届けると共に

自分にも言い聞かせていることです



私だけではなく

皆さんにもそうあってほしいと願うのです



もっと自分を認めてあげてください


自分の一番の味方は自分しかいません


自分の身は自分で守るしかありません



誰もが奥底では孤独なのです

自分だけではありません

 



苦しみも気持ちも自分だけのもの

死も自分だけのもの



でも


つらいときはつらいと言っていいんです


周りの人は

苦しみを完璧に理解することはできなくても

何かできることがあるはずです

 



だから自分の中で我慢せず

素直に生きていいんだと思います



それも自分が苦しまないために大切なことです




自分に余裕が持てるようになったら

自分がつらいときに手を差し伸べてくれた人たちに恩返しをすればいいのです




残された時間をどう生きるか


私の命の終わりもいつになるかわかりません

だからこうして自分の言葉を残しています



私は自分の命の終わりを知り

今後は残された時間の中で

幸せな時間の比率が多くなるよう

生きていきたいと思っています



仕事も生活も人間関係も気持ちも

もう無理はしません



病気はハンデではなく


私の体の一部であり


ステータスです




そして

大切な人たちに向ける想いや言葉に

今まで以上に意識を向けます



好きなことを自分のペースでやって

好きな人たちと関わって

おいしいものを食べて

行きたいところに行って



つらいときは嘆いて

悲しいときは泣いて

立ち上がれそうなら立ち上がって


そうして少しずつ前へ進めたらと思っています











いつ終わりが来てもいいように生きる


そして永遠があるように成長し続ける









これがモットーです





最後に


最後まで読んでくださり

ありがとうございました



また自分の中で発見があったら

ブログを更新します



これを読んだ誰かにとって

前向きになるきっかけになれたらうれしいです


しかし、無理に前を向く必要はありません





私と一緒に


自分のために生きましょう