もしもし、聞こえますか、見えますか。
こちらは、視覚障害と聴覚障害を併せ持つ、「盲ろう者」の私(彩菜)の、お粗末な随筆もどき。
たぶん、なんの気づきも得られないと思うが、よければゆるりとどうぞ。


今日は妙な寝苦しさで目が覚めた。
そんなに暑かったっけ?と、天気予報の最高気温の欄にチラリと目をやると、なんとっ、27度!
嘘でしょ、夏かよ、信じたくない。

それはそうと、私の寝床は、非常に日当たりがいい窓に面していて、カーテン越しでも「太陽」の熱を感じる。
正直に申し上げると大変気持ち悪い。
「朝」が嫌いなのに、時計も見る前から、なんならうっすらと意識が浮上したところから、「朝!」の気配を感じてしまう。
んもう、とにかく不愉快である。

それと、寝起きが悪すぎて、8時には最低でも起きていたいなら、その1時間半前から、つまり朝6時半からアラームをセットしなければならない。
それぐらいには寝起きが悪い。

世の中には「目覚ましより先に目が覚める」や「時間になればパッと起きられる」やら、そういう人種がいるらしいけど、彼らは私からすればバケモノである。
母親曰く「神経が敏感」らしいけど、ひっくり返せば私は「鈍感」と言うことになりはしないか?
と、少し憤慨したり腑に落ちたりしている。

それから、本日は服の整理をした。
クローゼットの前とか、その横とかに、着るつもりの服が散乱していて、クローゼットの中には穴が空いたジーンズとかもう着ないボロいシャツとか、ネットで買ったパジャマのズボンで、最初から大穴が空いていたやつとか、よりどりみどりだったのである。
つまりつまり、めちゃくちゃでぐちゃぐちゃだったのである。
まず、肩つけたおかげで、クローゼットの扉が開くようになったね。
そんで、中身もそれなりにさっぱりして、中に物が入れやすくなった。
まぁ、そのうちまた散らかるでしょうけど、とりあえずオッケーとする。

最後、抹茶モンブラン(ファミマ商品)、抹茶がとても濃くて苦味が強くてたまらなく滑らかで、底の方のクリームが染み込んだクッキー生地も、ほろ苦さと絡んで幸せな気分になった。

明日からしばし授業。
休みの人、いーいな、いーいな、うらやましーなと思いながら寝る。
良い夢を。