こんばんは。


彩菜です。


いつも読んでいただきありがとうございます!!

こちらでは私のオリジナルの小説や詩を載せています。


今回も読んでいただけると嬉しいです。

どうか最後まで見届けてください。


※音だけで編集しておりますので、誤字や変換間違いがあっても、気づけないことが多いので、

見つけたらコメントなどで教えていただけると嬉しいです!


では、私の世界はこちらです…↓




水滴


水の球は飛んだ

自分はとても小さい粒だと知りながら飛んだ


水滴の球は飛んだ

肌に触れればひやりとする感覚があることを知らず飛んだ


それはしかしながら水滴だった

ハッと飛んですっと消える

そんな馬鹿らしくちっぽけな水滴だ


水の球は飛んだ

どこから生まれたかを知りながら飛んだ


水滴の球は飛んだ

自身は出てくる場所によって温度が違うことを知らず飛んだ


それはしかしながら水滴だった

ハッと飛んですっと消える

それはつまらなく透明な水滴だ


水の球は飛んだ

自身はしょっぱいことを知りながら飛んだ


水の球は飛んだ

自分ははらわれたことを知らず飛んだ



それはしかしながら水滴だった

ハッと飛んですっと消える

それは嫌になるほど悲しく軽い水滴だった



水の球は飛んだ

誰の役にも立たないことを知りながら飛んだ


水の球は飛んだ

自身には色がついて輝くことを知らず飛んだ


それはしかしながら水滴だった

ハッと飛んですっと消える

それは空を目がけ虹を描いた水滴だ


輝いて色がつけば

飛び上がり降り注いだなら

それはただの祝福の水滴だ


水鉄砲を振り回した

腹立たしく無邪気な少年少女が水飛沫をあげて落ちた


また水滴が飛んだ




読んでいただきありがとうございます!

楽しんでいただけたら「いいね」も押していってください。



では、次のブログで★