こんばんは、こちらではオリジナル作品を載せています。
視覚障害と聴覚障害を持つ、「朦朧しゃ」の私(彩菜)が、書いたものなので誤字脱字があるかもしれません。
目を通しているときも読み終わった後も、何も考えなくて大丈夫です。なんなら読まなくても大丈夫。
それでは、私の世界へようこそ。
***
僕は誰?
***
曖昧になって薄れていって
見える景色に靄がかかって
ねぇ、今ここはどこなの
曖昧になって遠ざかっていって
響き渡るものさえ囁き声に
ねぇ、今なんて言ったの
曖昧になって離れていって
そばにあるものは冷たい壁だけになって
ねぇ、誰かいませんか
曖昧になってわからなくなって
わかるものさえも疑い始めた
ねぇ、誰か僕を信じて
愛ないになって朧げになって
僕の姿は無くなって消えた
ねぇ、僕を見つけて
曖昧になって動けなくなって
なぜかと思えば温かい
ねぇ、もしかして誰かいるの
曖昧になって心細くなって
何もなかったのに存在してて
ねぇ、僕のそばにいてくれるの
曖昧になったでも僕だって
今この手には繋がりがあった
ねぇ、一緒に歩いて
曖昧だっただけど鮮明で
この胸に心があって
ねぇ、大好きだけど構わないよね
曖昧ででも歩けていたの
君の色も体温も
ねぇ、ずっと感じてていいよね
はっきりしてた噛み締めた
このシチューの味も君の匂いも
ねぇ、ずっと幸せだよ