21日 IングリッドとWォルフガングとお食事。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。
もうずいぶん前なんですが、今月の26日金曜日、ザルツブルクで偶然に偶然が重なり(すぎて)、知り合いになったIングリッド&Wォルフガング親子を 、以前、Iングリッドのお宅にご招待してもらったお礼も兼ねて、お食事にご招待しました。
Iングリッドはベジタリアンなので、メニューは色々悩みましたが、日本食を中心に、野菜を使って色々作ってみました。
高野豆腐
トマトとモッツアレラチーズのオカカ和え(鰹節や出汁は大丈夫だった!)
春雨のサラダ
ちらし寿司
写真を撮っていませんが、この後
茶碗蒸し
そして、全然日本食ではありませんが、食事の最後は味慣れたものを食べてもらおうと思って
そして、デザートはまたまた日本の甘味。
これは、お客様が・・・というよりは、自分が美味しかった(笑)。
街のあらゆる場所で、既に偶然にも4回出会っている私たち。
しかも、彼らは鳥取に旅行したことがあり、鳥取をとっても気に入ってくれているオーストリア人。
こんな縁ってあるんだな~、とつくづく縁の不思議さを感じます。
ザルツブルクの医療の仕組みなど、生活に関する様々も教えてもらい、本当に助かりました。
来年は彼らが鳥取に旅行に来る!って言ってくれていますよ~。
帰国に向けて、ちらし寿司(笑)
さて、いよいよ帰国が近づいてまいりました。
今回は3ヶ月の長期滞在ということで、本当に楽しみ。
住むところも、知り合いが一戸建てを貸してくれることになり、特に最初の1ヶ月は、久々の気ままな独り暮らし~
今から楽しみでなりません。
で、着々とコチラの整理もしているところなのですが、日本から送ってもらったり、持って帰ったりしていた”ちらし寿司の元”を、もったいない根性でとっておいたら、結構いっぱい溜まっていることに気がついた
ってことで、帰国までに消費しようと、最近しょっちゅうちらし寿司を食べてます(笑)。
この頃、この透明の長いお皿が気に入っていて、数種類のササッとできるオカズを数品のせるのに凝っています。
というか、今年の夏にはもう43歳のお誕生日を迎えるし、ナンダカンダいっても、毎日の食事って大事だな~、と。
基本、”今食べているものが10年後の自分(健康やお肌)を作る”っていう考えだし、ちょっと前まで、病気続きで、最近ようやく咳がとれてきたところで、こっから先の健康の大事さを考えうようになったからです。
日本にいたら、納豆や豆腐、すっぴんレモンなど、手軽でヘルシーなものも手に入りますが、コチラではナカナカ・・・まだ知らないだけかも知れないけど・・・。
なので、とりあえず、バランスよくお野菜も取れるように、品数を作ろうかな、という作戦です。
それにこの長いお皿が役にたつんですよね~。
簡単にできる、野菜の和物やお惣菜のレシピをもっと知りたいなぁ・・・。
鳥取に帰ったら、サンマートのお水とすっぴんレモン、再開しよ~っと
世間は狭すぎる・・・!
昨日はフランチスカナー教会のミサで、F田君がテノールソロを歌っていたので、聴きがてらミサに行って来ました。
相変わらずのエセ信者ですが、こうしてタマの日曜日に早起きしてミサに出席すると、最近の反省をしたり、これからのことを考えたり、亡くなった人たちのことを思い出したりして、心の整理になって良いです。
生かされていることに感謝して今週も頑張ろう、って気持ちになります。
で、ミサの後は、F田君と劇場に歌の稽古に向かいました。ホテルザッハーの川側の道を歩いていると、F田君が「あ、Iングリッドだ!」と叫びました。
見てみると、ホテルザッハーのテラスに、IングリッドとWルフガング(彼女の息子さん)が二人して、お茶してるじゃないですか
全然違うところに住んでいる者同士なのに、町で出会ったのはこれで4回目
Wフガングも、「4回目だよ~~~!!!」ってメッチャ驚いていました。
よほど縁があるのでしょうね。本当にビックリです。全く世間は狭い・・・。
そして、世間は狭いといえば、劇団四季にいた頃ザルツブルクでのオーディションがあって、それで入団してきた人がいました。
Nホコという人で、私よりも10歳近く年上だったと思うのですが、とてもおっとりしたマイペースの人で、楽屋では化粧前がお隣同士だったりしたので、仲良くしてて、一緒に食事に行ったりもしてました。
そういえば、彼女はあの当時、外国人の彼がいたような・・・もしかして、結婚してこっちにいる可能性も・・・と思い、早速彼女の名前で検索してみると、ウイーンに住む大学時代の同級生、A子ちゃんと一緒に名前が出てきた
で、A子ちゃんに、Nホコのことを知ってる?って聞いてみたら、「知ってるよ。今、ウイーンに住んでるよ。」と連絡先を教えてくれました。
で、早速Nホコに連絡をとってみると、ナント、Nホコも最近私のことをよく思い出していたんだって!
また、その内容が
初めて楽屋で会ったときの感じとか、私のまねをしてた事、Nホコ、、、とかいって。
それから実家の方に美味しいお魚を食べさせてくれる所が有るから一万円だけ握ってきてくれれば食べさせてくれる。。。というシーン...面白いよね!
って、どんだけオチョケてたんでしょうか、私。
1万円・・・っていうのは、ギャグです、もちろん。
でも、大人で優しい雰囲気のNホコに甘えてたんだろうな~、と思います。
しかし、その昔に私がしたことの全て、私は忘れ去ってるんですが(笑)。
でも、彼女も、丁度私が宮ちゃん(と、当時彼女にだけそう呼ばれてた。それも懐かしい・・・。)のこと思い出していたら、メッセージが来てビックリした、とのこと。
テレパシーかな!とか言ってましたが、本当に、そういうのあるのかも知れないですね。
そういえば、自分が誰かのことを思い出している時は、その誰かも自分のことを考えている、って聞いたことがあったな・・・。
イヤイヤ、それでウイーンとザルツブルク、せっかく近くにいるので、また会って、色々話そう!ってことになりました。
帰国までもうすぐで、色々予定が詰まってて、もしかしたら会うのは夏以降になるかもしれないけど・・・でも、近くにまた昔の友人がいてくれたなんて嬉しい。
劇場にレッスンに行った後、F田君は残ってもう少し練習する、とのことだったので、私は一足先に劇場を出て、川べりのカフェで本を読むことにしました。
”オネーギン”です。
原作はとうに読んでいたのですが、とうすぎて忘れてることも多くて、また慌てて読み返しています。
結構勘違いしてたところもあって、何度も読み直すって大事だな、と思いました。
ってことで、アイスカフェオレとオネーギン。
私一人でゆっくり・・・と思っていたのですが、「相席いいですか。」とやってきた老夫婦と話がはずみ、時間がすぎる。
83歳のおじいさんとお婆さん。ものすごい方言と、フニャフニャな発音で、言っていることがあんまし理解できなかったけど、まぁ、楽しい時間でした。
で、家に帰ってきたのですが、お天気も良いので、最近は窓を開けていて、外の音がよく聞こえます。
すると、どこからともなく、ナカナカキレイな声のバスバリトンの声が・・・。
「誰か歌ってる!」
と、家を出てモーツァルト広場に行ってみると、若い男性が、CDラジカセでオペラのカラオケをかけて歌っていました。
彼はモーツァルテウムの学生さんでした。演奏としてはまだ未熟さを感じるところがありましたが、なかなか良い声でした。
度胸試しか、自分の歌を誰かに聴いて欲しかったのかな~?
広場で一心に声をあげている姿は素敵でした。
で、4時半になると、彼の路上リサイタルは終わり。
お次はモーツァルト像の反対側で、チューバの学生さんが吹き出しました。
彼は、これまでもよくここで、練習しています。
夕方になると、よくうちの部屋までチューバの音が聞こえてきます。音大の寮にいた時を思い出して、その時間が結構好きだったりします。
見知らぬ人たちだけど、彼らの夢が叶うといいなぁ~、素敵な演奏家さんになってくれたら嬉しいなぁ~、って、心の中で応援しています。
まだちょっと書いておきたいことがあるのですが、現在ザルツブルクはファッションウイークというイベント中で、モーツァルト広場でファッションショーやってます。
入場は多分無料だと思いますが、テントが透明な壁になっているので、外からも中を除くことができます。
いや~、モデルさんたち、足が長くてスラ~~~~~ッとしてて、同じ人間とは思えんほどでした・・・。