昨日は盆に入って予定はなく、午前中は孫と遊んだりし、昼から暇ができたのでM男に電話して遊ぶことになった。
M男はいつも通り車で来て、どこに行くと聞く。
俺が隣市のカラオケ喫茶に行きたいことは知っているのに聞くので、俺は黙っていたら、俺が最近行かないことにしているカラオケ喫茶Sにするかと言う。
そしてSの前まで行って駐車している車を見たら、俺を好きな年上女性二人の車ともう一台だけだったので、俺が難色を示したら彼はそこを通り過ぎた。
そして一度引き返して用事を済ませ、再度、どうする?というので、俺が、遠慮がちに、お前には悪いが隣市に行こうやと言うと、遠くてめんどくさいと言う。
いつもは黙っていても隣市に行っていたが、どういうことか。
俺はそれならS店でもいいよと、もう一度S店に行き、車が増えていたので、俺も久しぶりだからまあいいかと、気をとりなおして入った。
S店には俺を好きな年上女性一人と、その仲間や常連の男性らがおり、俺が笑って入ると皆が、久しぶりと、声をかけてくれた。
歌の方は、ここでは久しぶりなので、俺がまた上手くなっていることを誰もが気づいたようで、いい反応を感じたが、俺は「要らん」で何も期待しない感覚を維持し、歌い終わっても前のような動揺はなく、心を開いて周りに笑いかけステージを降りた。
そしたら、俺が心を開いているからだろう、周りもその歌い終わった俺に、いろいろ声をかけてくれた。
当初、この店には何も期待しなかったが、やはり無駄なものは何もないというように、ここでもいい体験ができた。
帰りの車で、俺は一昨夜の妻の愚痴をM男にし、俺はもう家を出ると言うと、M男はいつものように、人の心の中には入りたくないと言い、聞きたくないようだったが、俺は構わず続けた。
そしたらM男は、俺は遠く離れた実家のM市に帰った方がいいと言う。
かっては俺が実家に帰るのに反対しており、今でもいつも俺を誘って一緒に遊んでいるのに、この変わりようは何なのか。
そしてアパートみたいな金のかかるところはやめた方がいいと言い、さらに誰か女性を紹介すると言い、最後に独り言みたいに、明日は隣市に用事に行くと言う。
俺は、彼の言葉をその場で全て否定したが、彼が何を言いたいのかサッパリ分からず、腑に落ちない気持ちで別れたが、帰ってから全て了解した。
彼は、自分が隣市のカラオケ喫茶に来る女性A子と親しくなりたいために、俺が彼女に近づくのを阻止したいのだ。
だから昨日は今までで初めて、隣市に行くのを拒否し、俺に遠い実家に帰った方がいいと、唯一の遊び相手の俺がいなくなることをも恐れぬ発言をし、俺が別居してアパートに入るとA子と親しくなる可能性が高くなるから、これもまた否定し、今までに俺には言ったことのない、女性を紹介する話までする。
そして、明日は用事で隣市に行くと、独り言にして、俺とは一緒に行動しないことを暗に伝える。
そう言えば、一昨日夕方飲んで電話して来たので、明日(昨日)隣市に行こうと言ったら、言下にを否定していたが、これも同じことだったのだろう。
A子については、俺も最初は彼に譲ろうとしたが、彼は肝心なところでは前に出ず、周りに人がいると自分からは話しかけられず、A子もどう見ても俺に好意的で、彼には俺と繋がるために愛想しているだけのように感じるのだ。
そして、俺が彼女のことを話しても、彼は彼女のことをあまり話さず、話してもいいようには言わないので、彼はもう彼女には気はないのかと思っていたのだ。
そして俺は、A子と心の繋がりができてしまったようなのだ。
まあそれにしても、自分の欲のためにはウソでも何でも言う、歪んだ卑劣ささえ感じる彼の発言や行動には、驚かされ、情けなく、怒りも感じる。
まあ考えれば、彼は女性に近づくのは苦手で、近づけば敬遠される男だから、俺を利用して彼女に近づき顔見知りになり、愛想のいい彼女とそれができたから俺は邪魔になったということだろう。
俺は、A子とのことはヒィフティ一ヒィフティ一と思っており、正々堂々と二人で彼女に向き合い、どちらかが彼女を射止めればいいなあと、思っていたのだ。
まあ彼はそういう奴と言えばそういう奴なので、友情的なことはもう期待しない方がいいのかもしれず、俺も今後は単独で行動することを考えた方がいいのかもしれない。