「ねずみの亡骸を抱いた猫」
月チーム、虹チーム両方の初日が無事に明けました。
怒濤の小屋入り、仕込み、場当たり、ゲネだった。
昨日今日とで、朝から場当たり、ゲネ、本番と、計算すると1日に3公演くらい。
芝居の長さが1時間50分だから、6時間くらいぶっ続けて舞台やったようなもん。
もう満身創痍。
身体が何もしてなくてもあちこち痛くて悲鳴をあげていた。
眠っても疲れがとれなくて。
無理してるのはわかってる。
でもやんなきゃ乗り越えられなくて。
わたしはやっぱり芝居やってるときがいちばん好きだった。
あの照明の熱い熱い光と、音楽の心地良さと。
わたしはここにいてもいいんだって感じさせてくれる。
一瞬、そのときだけはすべてを忘れられる。
痛みや辛さもなんのその。
永遠に、ずっと続けばいいのに。
終わりがくることがわかっている寂しさがわたしを襲う。
あと8回、"あい"を、大切に生きようと思う。
この作品は、希望の物語として書きました。
やっぱりわたしは、絶望の中でも希望を見出だしたい。
人生もそうなんだ。
みんな、それぞれがいろんな悩みや葛藤や、
トラウマを抱えながらも、踏ん張って生きてる。
幸せになりたいと、心は叫んでいる。
すべての煩い情報からは耳を塞いで、殻の中で閉じ籠って、虚構の中で生きたつもりになる。
そろそろやめにしようじゃないか。
お席、後半まだまだ空きがあります。
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わたしに一言ご連絡いただければ予約承ります。
孤独を愛する女に会いにきてください。
公演祝いにいただいたお花たち。
とっても綺麗、見てるだけで元気が出る。
本当にありがとうございます。
【公式HP 公演詳細】
フェルフェン2nd performance
「ねずみの亡骸を抱いた猫」
作・演出/五十嵐 絢美
「誰にも言えない秘密を抱えて生きていく。僕は孤独だ。」
"僕"は15才で母を殺した。
その後、父は行方不明になった。
施設を逃げ出し、詐欺師として独りで生活する"あい"は、ひょんなことから"僕"と一緒に父を探すことになる。
二人は互いに誰にも言えない「秘密」を抱えているとも知らずに…。
これは、それぞれ[家族]を知らない"僕"と"あい"の、生きた記録。
ー賢い猫は仲間に入れない。なぜなら臆病なねずみが嘘を吐いたから。ー
【キャスト】
《シングルキャスト》
山岡 よしき(O'RAMA Rock'n'Roll Band)
橋本 宙樹
五十嵐 絢美(フェルフェン)
《月チーム》
ミヤタ ユーヤ(Moratorium Pants)
平石 愛(team.ごせんぷ)
相川 佑輝
蒲 省吾
《虹チーム》
佐古 達哉
井口 紗也香(in.harmony)
石座 礼菜
加藤敦洋
【タイムテーブル】
7/23(火)19:00《月》
7/24(水)19:00《虹》
7/25(木)14:00《月》19:00《虹》
7/26(金)14:00《虹》19:00《月》
7/27(土)13:00《月》18:00《虹》
7/28(日)12:00《虹》15:30《月》
※開場は各開演の30分前を予定
※最前列一部を除き自由席
【チケット料金】
前売¥3300 当日¥3500
平日昼割¥3000(25日・26日14:00回適用)
【チケット予約フォーム】
【アクセス】
ひつじ座
〒166-0011 東京都杉並区梅里2-40-19 ワールドビルB1F
03-3313-6161(劇場ロビー直通)
東京メトロ丸ノ内線南阿佐ヶ谷駅徒歩5分
JR阿佐ヶ谷駅南口徒歩12分