「ねずみの亡骸を抱いた猫」

月チーム、虹チーム両方の初日が無事に明けました。

《月チーム》
写真左上から
長田役・蒲省吾、桐山役・相川佑輝、駿/シュウ役・ミヤタユーヤ、ぐう子役・平石愛

下はシングルキャスト3人。
左から楓子役・山岡よしき、あい役・五十嵐、永遠役・橋本宙樹

《虹チーム》
写真左上
長田役・加藤敦洋、桐山役・石座礼菜、駿/シュウ役・佐古達哉、ぐう子役・井口紗也香



怒濤の小屋入り、仕込み、場当たり、ゲネだった。

昨日今日とで、朝から場当たり、ゲネ、本番と、計算すると1日に3公演くらい。

芝居の長さが1時間50分だから、6時間くらいぶっ続けて舞台やったようなもん。

もう満身創痍。

身体が何もしてなくてもあちこち痛くて悲鳴をあげていた。

眠っても疲れがとれなくて。


無理してるのはわかってる。

でもやんなきゃ乗り越えられなくて。



わたしはやっぱり芝居やってるときがいちばん好きだった。

あの照明の熱い熱い光と、音楽の心地良さと。

わたしはここにいてもいいんだって感じさせてくれる。


一瞬、そのときだけはすべてを忘れられる。

痛みや辛さもなんのその。


永遠に、ずっと続けばいいのに。



終わりがくることがわかっている寂しさがわたしを襲う。

あと8回、"あい"を、大切に生きようと思う。



この作品は、希望の物語として書きました。

やっぱりわたしは、絶望の中でも希望を見出だしたい。

人生もそうなんだ。


みんな、それぞれがいろんな悩みや葛藤や、
トラウマを抱えながらも、踏ん張って生きてる。

幸せになりたいと、心は叫んでいる。


すべての煩い情報からは耳を塞いで、殻の中で閉じ籠って、虚構の中で生きたつもりになる。


そろそろやめにしようじゃないか。




お席、後半まだまだ空きがあります。

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からでも、

わたしに一言ご連絡いただければ予約承ります。


孤独を愛する女に会いにきてください。


公演祝いにいただいたお花たち。

とっても綺麗、見てるだけで元気が出る。

本当にありがとうございます。




【公式HP 公演詳細】

 フェルフェン2nd performance
「ねずみの亡骸を抱いた猫」
作・演出/五十嵐 絢美


「誰にも言えない秘密を抱えて生きていく。僕は孤独だ。」


"僕"は15才で母を殺した。
その後、父は行方不明になった。

施設を逃げ出し、詐欺師として独りで生活する"あい"は、ひょんなことから"僕"と一緒に父を探すことになる。

二人は互いに誰にも言えない「秘密」を抱えているとも知らずに…。

これは、それぞれ[家族]を知らない"僕"と"あい"の、生きた記録。 


ー賢い猫は仲間に入れない。なぜなら臆病なねずみが嘘を吐いたから。ー


【キャスト】

《シングルキャスト》
山岡 よしき(O'RAMA Rock'n'Roll Band)
橋本 宙樹
五十嵐 絢美(フェルフェン)

《月チーム》
ミヤタ ユーヤ(Moratorium Pants)
平石 愛(team.ごせんぷ)
相川 佑輝
蒲 省吾

《虹チーム》
佐古 達哉
井口 紗也香(in.harmony)
石座 礼菜
加藤敦洋

【タイムテーブル】
7/23(火)19:00《月》
7/24(水)19:00《虹》
7/25(木)14:00《月》19:00《虹》
7/26(金)14:00《虹》19:00《月》
7/27(土)13:00《月》18:00《虹》
7/28(日)12:00《虹》15:30《月》
※開場は各開演の30分前を予定
※最前列一部を除き自由席

【チケット料金】
前売¥3300  当日¥3500
平日昼割¥3000(25日・26日14:00回適用)

【チケット予約フォーム】

【アクセス】
ひつじ座
〒166-0011 東京都杉並区梅里2-40-19 ワールドビルB1F
03-3313-6161(劇場ロビー直通)
東京メトロ丸ノ内線南阿佐ヶ谷駅徒歩5分
JR阿佐ヶ谷駅南口徒歩12分