五十嵐です。

悩んだんですけど、書きます。


まさに今、7月公演の出演オファーをいろんな方にかけてます。

正直、オーディションだけの人選では不安もあり、
わたしもまだ旗揚げしたばかりで未熟な部分も多いですし、
助けてもらう意味でも。

わたしのことを知っていて、理解できる、信頼できる役者さんに、
ぜひ出演していただけませんか?と、お声掛けしている状態です。

メールやLINEで企画書を送り続けてます。

電話したり、時には面談もします。

この業界では、オファーはラブレターやラブコールだ、みたいに言われることもありますよね。

こちらも誰彼構わず、むやみやたらと送っているわけではないので、
やはりどんな理由であっても、断られると傷心します。


そんななか、

ある役者さんにオファーしましたところ。



返ってきた言葉は、

「あまりこの作品には惹かれない」「外側から観てみるかという感じ」。

よって出演はできない、ということでした。


わたしは非常に腹が立ちました。

この程度の言われようで怒ることも、自分自身反省しなければなりませんね。


でも、こんな風に言われてしまう現状がひどく悲しくなってしまいました。


もっと頭にきたのは次のメッセージのやりとりです。


五十嵐
「了解です、ありがとう。なんで上から目線なの笑」



「上から目線は君だろ」

と。。

多少簡略化してますが、言い方などはこんな感じ。



ん?

いや、こういうちょっとズレているというか、
変わってる人だということはわかっていましたので、
わたしも本気で言ったわけじゃありません。

だから「笑」をつけて送りました。


でも、返ってきた言葉には、「笑」はついてませんでした。


え。まじで言われてるんですよね、これって。


うわあ。。


怒りを通り越して、ショックでした。

なんかすべてを否定されてしまったように感じてしまいました。

せめて、いつ、何がどう上から目線だったのかを教えてほしかったです。

何の理由も添えられることなく、たったこれだけ送りつけられてきました。


わたしは、完璧な人間ではありません。

作品や役者さんを良く見せるために、厳しいことを言うときだってあります。

器用じゃないから、キツイ物言いに対してフォローが足りない部分もあったかもしれません。

その点は反省もしてますし、誠意や感謝は示していたつもりでした。


おかげさまで、こんなわたしでもついてきてくれる人や、応援してくれる人も助けてくれる人もいるので、

わたしは大きく間違ってはいないと思っていました。

だからこそ、みんな本当は言わないだけで、同じようなことを思われているのではないか。

いつか見放されてしまうのではないか。

そんな考えが頭のなかをよぎってしまい、

怖くなってしまいました。



わたしの心はすでにいろんな傷がついていて、
ようやくカサブタになり、目立たなくなってきたところでした。

守って守って、傷口が開かないように、それなりに対処してきました。

いくら耐えられたとしても、痛いものは痛いのです。

それがもうこの一言で、
今までのことがすべて無意味になったかのように、

ズザザザザザーーー!!!!!

って、すごい鋭利な刃物で思いっきり切られてしまった感じでした。

血は出てないです。

でも、これめちゃくちゃ痛い。

せっかくつなげてなんとか動いている心が、

引き裂かれて、また止まってしまいました。


わたしは涙が止まらなくなり、

「もういいです」と吐き捨て、勢いでブロックしてしまいました。


絶対に二度と会いたくないし、この世界にはいてほしくないと思いました。

むこうもそう思っていることを願う。



時間がなんとかしてくれたら、またこの傷だらけの心が治ってくれると信じて、

またこれからオファーを出していこうと思います。