みなさん、おはようございます。

フェルフェン五十嵐です。


「NOBANKA」稽古開始から約1ヶ月が経とうとしています。





本っ当に一日が早い。


短い時間の中で、みんな精一杯頑張ってくれています。


わたしのわけがわからないニュアンスとか伝わりづらい例えとか全部飲み込んで、

きっとたくさん悩んで、たくさん考えてるんだろうなあと。


その結果が日々の稽古で目に見えてくると、

もっともっと頑張ろうって思うよ。


でもまだ、ようやくスタート地点に立ったばかり。

ここからどれだけこの作品を良くできるかが勝負。


お客様に、ちゃんとお金を払って観てもらえるよう、誠心誠意、全力を尽くします。





少しだけ、本音を言うとね、

演出家っていうのは、ものすごくエネルギーと勇気のいる仕事だなって感じること。


それが今のわたしにとっての大きな大きな壁。


とにかく、すごく孤独だし、

わけもなく泣きたくなるような、

体験したことのない初めての感情や感覚が全身を痺れさせています。


ここ数日でそれにだいぶやられてしまって、自分の弱さを痛感しています。


だめだな。情けない。

きっとこれは、演出に携わっている方にしかわからないこと。


ようするに、誰にでもできることではないということ。

絶対に乗り越えなければ。




本番まであと、2週間弱。

もうすぐ集中稽古に入ります。


やっぱりわたしの原点である、役者としての自分も、思いっきり放出したい。


役がある喜びを噛みしめて、大切に丁寧に演じよう。


唯一の心の支えは、皆様のご予約が入ってくれることなんです。


どうか、よろしくお願いします。





今回の作品、この2人が主演です。

わたしたちがこの物語を引っ張って、全員にバトンをつなげます。


フェルフェン 1st performance
「NOBANKA」
作・演出/五十嵐絢美

「あなたには、夢がありますか?」

今は金なし・仕事なしの売れないお笑い芸人でも、
この“Laugh1グランプリ”通称”ラフ1”で優勝すれば…

賞金一千万円と、仕事と、夢が手に入る。

芸歴9年目の若手お笑いコンビ「アゼルバイジャン」。
ボケの高井とツッコミの瀬戸は、高校時代からの同級生であり、親友でもある。

彼らは、年に一度行われる漫才コンテスト・ラフ1で遂にファイナリストに選ばれる。

高井の恋人であるつぐみは、売れない高井を支えながらも、歌手になる夢を諦めきれずに日々を悶々と過ごしていた。

そんな中、アゼルバイジャンと同期で長年のライバルでもある人気急上昇中のコンビ「寿司焼肉」もファイナリストとなり、
二組は決勝にて対峙することになる。

―これは、わずか3年前のこと。

今年、突如彗星のごとく現れたお笑いコンビ「NOBANKA」は、
今まさにコンテストの決勝にて観客を爆笑の渦に巻いていた。

高井は、NOBANKAのツッコミとして漫才をする元相方・瀬戸の姿を会場の片隅から見守っていた。

そして一方、つぐみは別の場所で新たな道を歩もうとしていた。

「夢を持ってることがそんなに偉いのか。」

「人生は諦めたやつのほうが幸せになれる。」

「俺たちが笑わせてるんじゃない、俺たちは笑われてるんだ。」

夢を追うすべての笑い者たちに捧げる。

≪バカどもよ、必死に生きろ。≫

【日程】11/2(金)~11/6(火)
【場所】新宿眼科画廊 スペース地下
【タイムテーブル】
2日(金)19:30
3日(土)14:00 / 18:00
4日(日)12:00 / 15:30
5日(月)19:30
6日(火)16:00 / 19:30
【料金】
前売¥3000 当日¥3300
【予約】
【キャスト】
山岡 よしき(O'RAMA Rock'n'Roll Band)
日置 達哉
天音 里菜(PU PU Girls/(株)フロム・ファーストプロダクション)
蒲 省吾
田中 ゆうせい
栗原 雅美
橋本 宙樹

五十嵐 絢美(フェルフェン)
【HP】