最近、急に寒くなりましたねぇ~。晴れていても空気が冷たく、風邪を引いている患者様もちらほら・・・。(皆さん、気をつけて下さいね。)
もうそろそろ、インフルエンザのシーズンに入りますね。最近話題なのは鳥インフルエンザの人にうつるタイプ。治療薬やワクチンも大切ですが、その前にできる一般的な予防がマスク。ドラッグストアで「吸気の湿度を保つマスク」も売っていて、関心してしまいました。(当たり前?)
そんなマスク、マスクの網目がトンネルの大きさだとしたら、ウィルスの大きさはどのくらいだと思いますか?
実は、アリよりも小さいそうなんです。そう、「それじゃあ、マスクなんてしたって、全然意味ないじゃ~ん!」って、思いますよねぇ?
それでも、マスクは効果があるんです。実はこのウィルス、埃にくっついて空中を飛んでいるので、マスクの網目を通れない。しかも吐く息の水分がマスクについて湿気をおびるため、湿気に弱いウィルスの侵入を防ぐことになるのです。
ここまできて、なぜテーマが歯科?まあ、まあ。
そのマスクの代わりになるものをヒトの体は備えているのです。それはご存知『鼻』です。『鼻で呼吸をすること』です。鼻毛で埃をガードし、加温・加湿によってウィルスが生存できないようにする。鼻毛がちょっぴり「こんにちは」していても、許してあげて下さい。きれいな女性の鼻毛が覗いていたら、「見てはいけないものを見てしまった」ような気になってしまいますが・・・。
全然歯科と関係ないですって?いやいや、大ありなんです。
最近、口をポカ~ンと開けている子どもや大人が多いと思いませんか?
ある調査では、幼稚園児の4人に1人が口で呼吸する癖があり、傾向として
1.病気などでよく休む、2.遅刻や早退が多い、3.扁桃腺が腫れていることが多い
のだそうです。
口で呼吸すれば外気が直接当たり、乾燥するため歯ぐきや扁桃腺が腫れ、口臭がする。扁桃腺が腫れると空気が思うように入らず、いびきの原因になる。脳に十分な酸素が行かなければ集中力が低下します。ボーッとして口が開いたり、学力の低下にもつながります。
口呼吸の原因には鼻の疾患などもありますが、軟らかい食べ物や細かく刻んだ食材による料理が増え、口の周りの筋肉が弱くなっていると考えられます。
これは、もとをたどれば、赤ちゃんの時の哺乳瓶にもよると考えられます。母乳であれば、赤ちゃんが唇でおっぱいをしごかないと母乳が出ないのに対し、哺乳瓶はほとんどしごかなくてもミルクが出るため、赤ちゃんの唇や舌の力が鍛えられないのです。
ついつい、色々と脱線してしまい、なかなか本筋が進まないような気がしますが、つまり、インフルエンザの予防には3つの王道、手洗い・うがい・マスクの他に、歯科の分野から「お口を閉じて鼻呼吸を」といった提案を私が勝手にさせていただきたいと思うのです。
つまり、唇を閉じる力(口輪筋)を鍛えて、インフルエンザ予防~!集中力アップで成績アップ!仕事の効率アップ!いびきや睡眠時無呼吸症候群の改善!お口の乾燥を防ぐことで、虫歯・歯周病予防!口臭予防!ついでに免疫力アップでお肌ツルツル美人に!そして、頬やお口の周りのシェイプアップで小じわを減らす!小顔美人に!
何だかいいことばかり言う、怪しげな商売のようですが、唇を閉じる力を鍛えたところで、悪いことは起こらないんです。(普通に考えて当たり前です。)唇が筋肉ムキムキになるわけじゃないし・・・。(でも、だらしない口元がチャームポイント、という人はやめた方がいいかもしれません。皺がなくなると若くみられるからダメなんて人も。)
すべてが必ず思ったように改善するわけではないですよ。個人差はありますし。
ただ、「鍛えたら、うわ~、こんな悪い効果が出た!」というのはないと思うのです。
何だか長々と・・・。ところで鍛える方法は?
それはまた、違う機会に。(我ながら、『ありえなーい!』)
最後に一つ。鍛える方法があっても、良いとわかっていても、
何事でも『続ける』ってことが最も難しいんですよねぇ~。
誰か、誰でもらく~に続ける方法、教えてくださいな。