前回長くなりましたので、続編です(今回も長文ですが・・)

この先は辛く苦しい出産までの様子をレポートしています。

これから出産を迎える方など、不安を煽る事もあるかもしれませんので、ご承知の上お読みいただければと思います~~


結局19日は丸一日5~7分感覚の微弱陣痛、子宮口3センチのまま過ぎ去りました。



夜通し、ふっと睡魔が訪れては 肛門からお腹に突き上げるような陣痛の痛みで目が覚め、「すーーーっ!!はーーーっ!!」必死に呼吸をして痛みを逃し、ようやく朝の検診を迎えます。



20日朝。

検診にて子宮口3センチのまま変わらず。



やわらかくはなっているんだけれど、うーーん。お昼まで様子見てダメなら人口破水を起こしましょう。それによって陣痛進むこともあるから



という事で朝6時の検診が終わり、再びベッドへ。



もう、もう体力は限界。

すぐに人口破水をお願いしたかった。



そしてまた眠れず、食べれず、5分の陣痛の合間にトイレへ行くもそこでまた痛みに襲われ・・・



と、苦しんでいる中、その日はお産ラッシュで陣痛&分娩室が同じ部屋だった所にいた私は、『すぐお産の人がいるから!!!』と4人部屋に移動させられました。



そこはすでに出産を終えて休んでいる人たちの4人部屋。



すーすーっと寝息が聞こえる中、再び襲ってくる陣痛。



私だけ『すーーっはーーーっ!!』またまた闘いでした。



お昼になり再び診察。

子宮口3センチ。変わらず。

人口破水してーーーーーっと願っていたにもかかわらず、夕方まで様子見に・・・。



何故だーーーー!!!

もう限界です!!』と何度も訴えました。



そして夕方。

人口破水を行い、『陣痛が順調で早ければ今日中に産まれるでしょう



夜中になることもありますか?』



声を必死で絞り出し聞くと『陣痛次第なのでなんとも言えないけれど』と。



そして・・・その後陣痛の波は人口破水を施したにも関わらず、ずーっと変わらず微弱で苦しい苦しい夜を絶えねばなりませんでした。



(この時、様子を見に来た父親は、ぐったりしながら陣痛の度に苦しみもがき、声を上げている私を見て死ぬと思ったらしいです 苦笑。)



夜中、また赤ちゃんの心拍が下がり、再びドクター助産師が駆けつけることも2度ほどありました。



本当にこの先、産めるのか、どうなってしまうのか。すでに私の心は折れていました。



もう、帝王切開で取り出してほしい!!!と母親に訴え続けました。



21日朝。

検診にて子宮口4センチ

促進剤使いましょう。そうすれば今日中に産まれますよ



先生、もう限界です。帝王切開でもしてください!!!』


促進剤がダメなら帝王切開で出来ますから。もう少し頑張って


もうどうやって頑張ればいいのか、この時点で朝6時。


今日中の今日は夜中ってことも考えられるし、もう、もう、本当に限界!!!


そうやって陣痛に耐えながら AM8時水分補給の点滴投与。


血圧、お腹の機械を取り付け、AM9時に陣痛促進剤投与。


弱いレベルからだんだん強いレベルのものに変えていく。


すると少しずつ陣痛の痛みが本格的に。


そばに付き添ってくれていた母親と助産師さんが代わる代わる腰をマッサージ。


ここでも赤ちゃんの心拍低下。

一時は0になり、慌ててドクターが飛んでくる。


急いで向き変えて!!』

私の横向き体制を右に変えられ、心拍が戻る。


早く産まなくては・・・


心の中で焦りながらも、ますます痛くなってくる陣痛とさらに闘う。


2段階目の強さの促進剤にした途端、少しすると今まで感じていた感覚と違い、メリメリとこじ開けられるような感覚に。


う○こ?!


なんかでてきた!!』 助産師さんに訴える。


ちょっとみてみるね。・・・あ、羊水が出てきたんだね・・あれ?あっ!!!ちょっとまって!!』


と、急にアタフタ。ナースコールで『○○さーーーん!!!!』と他のスタッフを呼ぶ。


赤ちゃんの頭が出てきたのよ!!!まってね!お産の準備するから!!』


続々とスタッフが集まり急ピッチでお産の準備。


よかったね!!もう産まれるよ!!もうちょっとだ!!』とドクターが私の肩をたたきながら励ましてくれました。


そこからは あれよあれよと進み、イキミのタイミングを逃す時は、赤ちゃんの頭を抑えられ『まだよ!まだよ!』とタイミングをつけられる。


子宮口は全開。

でも赤ちゃんの頭の方が大きいとの事で 麻酔で会陰切開し、『こりゃでかいぞ』と言葉が聞こえ、4度目程のイキミでようやく、ようやくオギャーっと産まれました。


終わった・・・・・


素直にそう思いました。


そして『○○さん、よく頑張ったねーー!!』とドクターやスタッフの方々から声をかけられると、無事やり遂げた安心感なのか、感動したのか涙が止まりませんでした。


と、安心したのもつかの間。


赤ちゃんを取り上げ、最後の処置。

出血が多く、急遽点滴と抗生剤投与。


そして長時間にわたって耐えた子宮はぐったりで戻りが悪く、注射とアイスノンで冷やし、絶対安静となりました。


その後、まだ出血は多いものの順調に回復。

赤ちゃんとも同室になり、26日、無事退院しました。


初めての出産で、長丁場で大変でしたけれど 今こうやって目の前に小さな命が誕生した感動はなんとも言えません。


もうこんな思いは絶対無理!!と思っておりましたけれど、何日かたった今、もうすでにその苦しみは少しずつ忘れかけています。というか、これ以上大変なお産には今後ならないような気がします 笑


本当にお産は命がけなんだなーとつくづく思いました。

そして母はすごいなと。


これから出産を控えていらっしゃる方、そして不妊治療を頑張っている方、同じ道を通ってきたものとして、これからも影ながら応援しております。


今後は合間を見つけて育児ブログを綴っていきたいと思います。

また引き続きお付き合い下されば光栄です。



そして引き続き沢山のメッセージ、コメント、ペタをありがとうございました。

皆様の支えがあってここまで来られたと心から感謝しております。

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