転職してして初めて『アンコンシャスバイアス(見えない偏見)』について知りました。
最近思ったこれも偏見だったかもーという違和感を書いてみます。
受付が女性ばかり
私が企画しているセミナーで、役割分担表を作りました。慣例的に受付は女性をアサインすることが多かったです。ふと上司(男性)から、別に女性と決まっている訳でもなくチームの中で男女バランスよくアサインした方が良いのでは?と言われました。
なぜか受付業務とか細々とした用意など、女性が押し付けられることが多い。アドミ(総務)とか職種だけではないような気がする。
そして受付業務をしてる間にほかの人はお客さんとコミュニケーションを取るので業績にも差がついてしまうのではないか!?と思いました。
美人秘書…?
お偉いさん(事前に来ると聞いていた)と、女性の来訪がありました。女性の方のお名前は聞いていなかったので最初勝手に秘書の方なのかな?と思っていましたが、その方も業務改善系の管理職の方でした。なんとなくパッとみた時に秘書の雰囲気ではないもののこういうシチュエーションなら秘書?と思ってしまいました。私も秘書🟰女性という思い込みがあったんだな、と思いました。
それとは別に、先日SNSで美人秘書さんと〜という表現を見かけました。婚活アカの外銀くん、みたいな表現だなと思いました。職種とルッキズムのような。まだまだ世間一般で使われている言葉だとは思いますが。
ホームセキュリティの広告
電車に乗っていた見つけた広告。通学出勤する男性と女子高生、家の中から手を振る女性(シャツにデニムというカジュアルさ)
いままでなんとーも思ってなかったのですご、これも女性は家にいるもの、みたいな刷り込みになるなーと思いました。
外資系に入って広告素材チェックもしてるのですが、男女比だけでなく、人種も偏りがないかとかも規定にあります。
世の中見回してみるとアンコンシャスバイアスの入ったものとか刷り込みは本当に多いと思いました。
私自身はわりと進路選択の上で親や先生からも女性だから〜と言われて制限されたこともなく、幸いにも新卒時のベンチャーも、営業部長が女性だったり男女関係なく働ける環境でした(ただし家庭生活は崩壊or独身が多すぎた)。
世の中刷り込みと偏見はまだまだ多いと思う
親戚から大学院進学時にやんわりと『そんなに勉強してどうするのか』、『賢くなると口が立つから女として可愛くない』と言われたこともあることを思い出しました。一種の呪いに近いワード。今でも覚えているということは、それなりに自分の中にも刻まれてるのかもしれません。逃げ恥のみくりがいう小賢しいへのトラウマと近いのかも?
まぁ勉強したことは役に立っているし、別に可愛くなくても生きていけるし!と思います。
これってアンコンシャスバイアスかも?と思うことでモヤモヤした違和感が言語化されスッキリし、新たな気づきがありました。