2024年4月27日(土)、昨年4月26日に膵臓癌を宣告され、この日は闘病生活2年目の始まりである。


約1年お世話になった病院では、手術への希望を絶たれ、セカンドオピニオンを決意する事となった。


僕は東京在住である。


しかし、遠方である石川県の病院への転院を決めたのである。


決めた以上、前に進むしかない。


現時点で切除困難である事は間違いない。


『腹腔動脈』『上腸間膜動脈』についている為だ。


PET/CT検査の結果、化学療法で死滅させる事は充分に可能だと、外科の先生は諦めていないのだ。


抗がん剤をFOLFIRINOXに変え、投与を開始している。


通常、副作用により減薬しての投与になる事もあるが、今回は3ヵ月間100%の投与を続けたいと告げられたのである。


膵頭部と膵体部にまたがっている原発腫瘍は、膵尾部へ向かって広がっていて『膵全摘術』を行う必要がある為、体力的に時間をかけずに化学療法の効果を期待したいが故である。


望むところである。


きつい副作用がきても耐え抜いてみせる。


どの様な結果になるかは分からないが、やれるだけやるつもりである。