忘れた頃に訪れる自然災害。最近、地震が多いと感じている方も少なくないと思います。2023年1月から2026年1月までの36か月半間に、最大震度5弱以上を記録した地震は全国で56件(2023年9回、2024年27回、2025年17回、2026年3回)発生しています(震度7が1回、6強2回、6弱4回、5強17回、5弱32回)。


政府の地震調査研究推進本部・地震調査委員会が発表した今後30年以内に震度6弱以上(地震の規模を示すマグニチュード(M)7クラス)の地震が発生する確率は、首都直下型地震が70%、日本海溝(茨城県沖)地震が80%、相模トラフ地震が70%、南海トラフ地震が70~80%(2035±5年以内に必ず起こるとも)など、首都圏に何らかの影響を及ぼす可能性がある大地震の発生が複数地域で予想されています。
 

一方、大地震が火山の噴火を誘引する可能性もあります。気象庁の火山噴火予知連絡会が活動度による活火山ランクで「B」に分類している富士山は、1707年(宝永4年)以来300年以上その活動を休止していますが、富士山火山防災対策協議会は2021年3月、17年ぶりに富士山火山防災マップを改定し、首都圏を含む火山灰の降灰予測などをまとめました。
 

富士山が噴火した場合、首都圏でも10cm程度の降灰が予想されています。また、噴火の規模によっては、噴火に伴って発生する衝撃波(空振)により、窓ガラスが震動したり、割れて飛散したりすることも考えられます。地震対策、強風対策、空振対策として、窓ガラスに飛散防止フィルムを貼るなど、各ご家庭での常日頃からの備えをお願い致します。