親問題直面中。
高齢の母の介護が始まって3カ月。
まだ3カ月?
驚いた、もう半年くらいこんな生活をしているような気分。
世間でいう「老々介護」というもの。
60kmほど離れた実家に
高速道路を飛ばして週に2回駆け付ける。
1泊するから、週に4日は実家で世話をしている。
残りの日は、自分の家の家事と雑事で精一杯。
睡眠障害で薬を使うことが多くなった。
疲労困憊で帰ってくるから、家で待ってる
父ちゃんにもニコニコできない。
とは言っても、同居しているわけではないし
下の世話をしているわけでもない。
もっと大変な介護をしている人が
たくさんいることを思えば、これくらいで
へこたれるわけにはいかない。
だから目いっぱい頑張ってしまって
夜中、暗闇の中で思うことは
「あー綾がいてくれたらなあ」と
思った瞬間に涙、涙。
いくら頑張っても、いつの日か、次の喪失が
待っているだろう。
年老いた親を見送ることは、幸いなことと思い
後悔のないようにと、できることをやっている。
それでも、母との二人きりの空間で
娘に世話をされる幸運を持っている母に
優しくできない自分がいる。
帰りの高速を走りながら
娘の名前を呼んで
「母ちゃんは、よく頑張ってるよと言ってくれー」
って叫んでいる。