
新幹線に再び乗り込み次に到着したのは福山駅。

慣れない新幹線に右往左往した後はホテルの場所探しである。
事前予約して料金まで支払い済みのホテルは何と一泊が激安の3000円。
どんなところなのだろう…。
とにかく貧乏旅行なのでゆっくり眠れればありがたい。

数分で着いた!

数分で着いた!
どうやらここの奥のカフェでチェックインをするらしい。

カフェ店員さんに声をかけると実際に宿泊する場所に案内してくれることになった。

何とも味わいのある路地を抜ける。

うーん、昭和レトロがとっても素敵!

カフェ店員さんに声をかけると実際に宿泊する場所に案内してくれることになった。

何とも味わいのある路地を抜ける。

うーん、昭和レトロがとっても素敵!
わかる人にしかわかってもらえないこの感動。
我が家の中でも理解してくれるのはいっくんだけである。

今は見なくなった止まれマークも健在。

今は見なくなった止まれマークも健在。
案内されたのは4名一室の宿泊施設で、それぞれの部屋は入り口がカーテンになっており、フカフカのお布団がどーんと置かれている。

ほぼベッドのお部屋だが、快適そう。

ほぼベッドのお部屋だが、快適そう。
十分な空間。
これは嬉しい。

何しろ天井が高いので圧迫感がない。

何しろ天井が高いので圧迫感がない。
昔こいちゃんと神戸のカプセルホテルに泊まったが、それと比べてもかなりの広さである。
裸電球のデザインの良さが引き立つ。
荷物を置いて部屋を出る。
ちょっと福山の街を散策してみよう!

部屋は番号ロックなので、番号を写メさえしておけば鍵を無くす心配もなし!

部屋は番号ロックなので、番号を写メさえしておけば鍵を無くす心配もなし!
鍵を預ける煩わしさなどもなく、フロントもここにはない。
かなりコロナ時期にぴったりの宿泊スタイルなのでは?

このホテル自体が築50年以上という事で、かなり古びが出ているのもまた味がある。

このホテル自体が築50年以上という事で、かなり古びが出ているのもまた味がある。
新幹線が止まる街とは言え、昭和レトロはそこかしこに。
ふわふわと夜の街を歩き回りながらワクワクが止まらない。

夜の灯りも手伝って、とても幻想的に見える。(私には)
このままジブリの世界に行ってしまいそう。
チェックインした場所まで少し遡りながらコンビニを探しに行くことにした。
昭和レトロに感動しつつ、やっぱりコンビニは必須である…。

ちょっとした居酒屋さんまで異空間に見えてくるから不思議。

ちょっとした居酒屋さんまで異空間に見えてくるから不思議。
一人旅の解放感か、全てが珍しく新鮮に見えるのだ。

迷い込んだ気持ちになる路地も、時代を遡ったみたいである。

何かのお祭りが近いらしい。

迷い込んだ気持ちになる路地も、時代を遡ったみたいである。

何かのお祭りが近いらしい。
紙垂が付けられていて、またそれがノスタルジックな印象に…。

何かが飛び出してきそうな路地の突き当たり。

何かが飛び出してきそうな路地の突き当たり。
この空間に現実離れした何かを期待してしまう私は、今年一体幾つになったんだっけ?

道など全く分からない上に、大変な方向音痴なので普通の人よりもスリル満点、ワクワク最高潮である。
方向音痴…お得な体質である。

さくらちゃん目線だときっとこんな感じ。

少し大通りに出た。

今はほとんど見ない公衆電話発見。

さくらちゃん目線だときっとこんな感じ。

少し大通りに出た。

今はほとんど見ない公衆電話発見。
時間が出来たらこのイメージをミニチュアで作ってみたい。
商店街の入り口が見え、少し入ったところにコンビニを発見。
水を買いに立ち寄ることにした。
商店街の垂れ幕には「マスク、手洗いじゃろ!!」と広島弁が。

ところかわれば垂れ幕も変わる。
味わい深い…。

商店街や賑やかな居酒屋通りを抜けるとシンと鎮まり帰る空間に出た。

お祭り用の提灯が準備されている。

宮島みたいな大きな鳥居が。

古そうで新しそうな建物だが、店舗には何も入っていない様子。
不思議な作りの壁である。

レストランや居酒屋もまだまだ営業しているようだが、お弁当を持ち帰りで買ってみようと思いたった。

人が少なく、ちょっと背筋が寒くなるような空間も。

レストランや居酒屋もまだまだ営業しているようだが、お弁当を持ち帰りで買ってみようと思いたった。

人が少なく、ちょっと背筋が寒くなるような空間も。
それがまた楽しかったりして。

美味しいものを探して歩き回りつつ、目に飛び込んでくる古びた建物。

美味しいものを探して歩き回りつつ、目に飛び込んでくる古びた建物。
福山、ノスタルジックで良いところ!
ふと見つけた広島焼きのお好み焼き店。
今晩はお好み焼きを食べよう〜!

ドアを開けると店内はほぼ満席。

ドアを開けると店内はほぼ満席。
人通りの少なさから比べると人口が集中している感じがする。
美味しいお店なのかもしれない、と期待が膨らむ。

焼き時間15分ほど、と言われて一旦外に出た。

焼き時間15分ほど、と言われて一旦外に出た。
豚肉玉をお持ち帰りすることにした。

購入、ほっくほく〜!

購入、ほっくほく〜!

熱々のお好み焼きを抱えて、コンビニで水とタオル(ホテルのレンタル品は利用しなかった)を購入。

急げ急げ、お好み焼きが温かいうちに。
それでも気になる路地は写真を撮りたくていちいち立ち止まる。
良い場所が多くて中々帰れない。

ソースの香りにお腹も空いてくる。

ソースの香りにお腹も空いてくる。
階段を上がり、携帯に撮影しておいた番号でドアを開ける。
着いた〜!

自分のベッドスペースのカーテンを開けると、取り急ぎ荷物を置いた。

手洗いを済ませてベッドスペースにもどる。

自分のベッドスペースのカーテンを開けると、取り急ぎ荷物を置いた。

手洗いを済ませてベッドスペースにもどる。
まだ熱々の広島のお好み焼き!

いただきます!

そばがカリカリで、キャベツしんなり、ソースが濃厚でお客さんが多いのも納得のお味であった。
美味しい!
お好み焼きを堪能して一息ついてからシャワーを浴びた。
ドライヤーをしていたお客さんと一人会った以外は、みんな寝ているのか起きているのか分からないほど静かな状態。
外から聞こえていた賑やかな宴会の声も、耳栓をすると全く聞こえなくなった。
フカフカのお布団と、ちゃんとした洗面台やシャワールーム。
十分な設備に、親切なスタッフさんでまた来たいと思えるお宿、
安心して眠りに着いた福山での夜である。