お風呂が大好きなさくらちゃんが、毎日お風呂に入るのを、洗って、拭いて、ドライヤーまでかけるのは私の役目である。
自分がお風呂に入るついでとは言え、毎日となると結構大変なものである。
小さな容器の中で気持ちよさそうにぐうぐう言っているさくらちゃんを見るのは可愛くて幸せなことだとは思うがやはり、誰かに代わってほしいと思う事も多々…。
そんな中、子供たちの要求は自分勝手なもので…。
「さくらちゃんは毛が長い方が可愛いから、切らないで!」と要望が…。

それはそうかもしれないけれど、長い毛は乾きが悪いしはっきりいって大変さ二倍!
目の前が見えないのは危ないからね…、と言うことでお顔だけカット。

目に入らない程度にカットして、それ以外はあまり切らないように気を付ける。

顎の方も気になるんだけど…。

ほら、ぼさぼさじゃん。

もう、完全野良犬。
夜道で見たら飼い犬とは思えない風貌である。
いっくんは「赤ちゃんの頃みたいに床に着くまで伸ばそうよ!」と好き勝手言うし、私の大変さなど知らないのだろう。
赤ちゃんの頃、確かに床に届くほど伸ばしていたこともあった。
床中の埃を吸い取って、モップのごとく動き回る桜ちゃんの事を覚えていないのか?
子供たちにばれない程度に、長めに切りそろえる勉強をしなければならないようである…。