日本は4連休の真っただ中ですね。皆様は休日をのんびり楽しく過ごされている事をお祈りいたします。

イギリスでは先週の月曜日から導入された規制として学校や職場、結婚式、葬式、チームスポーツを除いて「7人以上の集りを禁止」としました。違反すると最大3200ポンド(約44万円)の罰金だそうです。子供たちの学校には影響がなくよかったなーと思う反面、新型コロナウィルスにかかったらどうしようという心配もあります。しかし、引き続き元気に登校して欲しいので、これからも健康管理には気をつけたいと思います。

そして、今日ラジオをきいていると、手を洗い、マスクをする、ソーシャルディスタンスを保ってほしいという新しいキャンペーンがイギリスで始まったようです。‘Hands. Face. Space’(手、顔、間隔)というキャッチコピーでコロナウイルス対策のCMが流れてきました。ナーサリーライムスを愛読者はピーンときたでしょうか。そうです。

「ハン、フェイス、スぺイス

と韻を踏んでいますね(ハンズのズは同じ音ではありませんが似ているので使われています。)。こんな風にライムスはCMにも使われますね。


さて、本日ご紹介するナーサリーライムスは歴史的背景が元になっているようです。イングランドのメアリーとスコットランドのメアリーどちらかだという説があります。スコットランドの女王メアリーだとすると、「どのようにあなたの庭は成長するの」は彼女の領域を支配することを指し、「銀の鐘」は(カトリック)大聖堂の鐘を表し、「貝殻」は夫の裏切りを表し、「かわいいメイド」は早死にした彼女の子供といわれています。

歴史的背景が色濃いですね。

こちらもライムス/Rhymes /韻を踏んだ言葉が隠れています。当ててください。

Mary, Mary quite contrary,
メアリー、メアリー、あまのじゃくさん
How does your garden grow?
どのようにあなたの庭は成長するの?
With silver bells and cockle-shells
銀の鐘とザルガイの貝殻と
And pretty maids all in a row.
そして、かわいいメイドが1列に並んでいる。


イギリス発音での英語の歌はこちらから

 

 


本日は2組のライムスがありました。
1つめ
ロウgrow/成長する
ロウrow/列
rowの綴りがどちらの単語にも使われていますね。

2つめ
ルズbells/鐘
シェルズshells/貝殻
ellsの綴りがどちらの単語にも使われていますね。


ライムスがあることによって歌が聞きやすいですね。そして、すぐに口ずさんで歌いたくなりますね。綴りが同じものは発音も同じでスペルを覚えるのに役立ちますね。


アシスタントのブルーラビットがTwitterをしています。フォローお願いします。

 


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
もし、おもしろい、役立った内容でしたらいいねボタンをおしてください!
フォローもよろしくお願いします。
素敵な一日をお過ごし下さい。


<ナーサリーライムスとは>
昔から伝わる童謡や歌謡。韻を踏んだ言葉がたくさん使われている。

<ナーサリーライムスとの出会い>
子供を出産した時、義母にどんな風に主人を育てたかを聞く。義母は主人の首がすわり、座って本が見られる頃(約生後6か月)から子供に読み聞かせをしたそうだ。初めての読み聞かせにナーサリーライムスを勧められる。ナーサリーライムスの読み聞かせを自分の子供たちにも幼児の頃から始める。子供二人とも、英語も第二か国語の日本語も上手に使いこなしている。