ナーサリーライムスを読んでいると、昔の西洋の暮らしについて想像させられます。
先日お話したのはお昼に子供たちが仕事をしていた為、夜なって月夜の下で遊ぶ歌をご紹介しました。

 

本日はご紹介するのは、バビロンまでロウソクの明かりで行って帰ってこれるかなという詩のナーサリーライムスです。もし、月がでていなく辺りが真っ暗でロウソクの光だけが頼りの道中を行くのを想像すると、緊張の高まる旅になるのではと思います。


イギリスは夏の間は夜10時頃まで明るいのですが、冬になると午後4時頃に日が暮れます。(今日は午後7時ごろに日が暮れましたよ。)冬は犬の散歩を真っ暗な中する時もあるのです。今は懐中電灯がありますので便利ですが、ロウソクで出かけるとなると行って帰ってこられる長さのあるロウソクを用意しないといけなかったのですね。

ちなみにこのナーサリーライムスは、子供が小さい頃、寝る前に何度も読んだナーサリーライムスです。ロウソクが出てくるからでしょうか、夜読むのにしっくりきた詩でした。


さて、ライムスRhymes/韻を踏んでいる言葉が隠れています。ぜひ当ててください。


ハウ・メニー・マイルズ・ツゥ・バビロン?/ How many miles to Babylon?

How many miles to Babylon?
バビロンまで何マイルありますか?
Three score* miles and ten.
3スコアと10マイルです(70マイル)
Can I get there by candle-light?
ロウソクの明かりで行けますか?
Yes, and back again.
はい、そして、帰ってこられます
If your heels are nimble and light,
もし、あなたの足が素早く、軽やかであれば
You may get there by candle-light.
そこへロウソクの明かりで着くでしょう

*1スコア/scoreは20



英語での朗読はこちらから

 



今日は2組のライムスがありました。

1つめ
ten/数字の10
アゲイagain/再び


2つめ
キャンドルライトcandle-light/ロウソクの明かり
ライトlight/軽い
こちらはどちらも同じlightなのですが、意味が違ったので2つめとして紹介しました。


ライムスがあることによって詩が聞きやすいですね。そして、すぐに口ずさみたくなりますね。


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<ナーサリーライムスとは>
昔から伝わる童謡や歌謡。韻を踏んだ言葉がたくさん使われている。

<ナーサリーライムスとの出会い>
子供を出産した時、義母にどんな風に主人を育てたかを聞く。義母は主人の首がすわり、座って本が見られる頃(約生後6か月)から子供に読み聞かせをしたそうだ。初めての読み聞かせにナーサリーライムスを勧められる。ナーサリーライムスの読み聞かせを自分の子供たちにも幼児の頃から始める。子供二人とも、英語も第二か国語の日本語も上手に使いこなしている。