ナーサリーライムスは歴史的背景が元となった歌が多いです。この「スリー・ブラインド・マイス(3匹の盲目のねずみ)」の歌詞には興味をそそられ調べてみました。

 

16世紀、通称「ブラディ・メアリー」で有名なイングランドの女王メアリー1世はカソリック教徒でした。そして、プロテスタント教徒を次々と処刑していきました。その中でも英国国教会の大司教クランマーと二人の司教が盲目的なプロテスタントであった為、オックスフォードにて公開火炙りにされました。処刑法として3人が盲目にされたという記述はないそうなので、盲目的にプロテスタントだった彼らを「3匹の盲目のねずみ」と暗喩したのではないかという事です。


話の背景は暗いのですが、子供たちの間でいまだによく歌われています。映画「シュレック」の中にもこの3匹の盲目のねずみは登場しますよ。


今日のナーサリーライムスにライムスRhymes/韻を踏んでいる言葉が隠れています。ぜひあててください。



スリー・ブラインド・マイス/Three blind mice



Three blind mice, three blind mice,
3匹の盲目のねずみ、3匹の盲目のねずみ
See how they run, see how they run,
みて、どうやって走るのか、みて、どうやって走るのか
They all ran after the farmer's wife,
3匹は農家の奥さんを追いかけた
Who cut off their tails with a carving knife,
奥さんは肉切包丁でねずみたちのしっぽをきった
Did you ever see such a thing in your life
人生でそんな光景をみたことある?
As three blind mice?
3匹の盲目のねずみを


英語の歌はこちらから

 



今日は1組のライムスがありました。

イフwife/妻
イフKnife/包丁
イフlife/人生
全ての単語にifeが使われていますね。綴りをする時に便利ですね。

 


ライムスがあることによって歌が聞きやすいですね。そして、すぐに口ずさんで歌いたくなりますね。歴史的背景が元になっているなんて興味深いですね。


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<ナーサリーライムスとの出会い>
子供を出産した時、義母にどんな風に主人を育てたかを聞く。義母は主人の首がすわり、座って本が見られる頃(約生後6か月)から子供に読み聞かせをしたそうだ。初めての読み聞かせにナーサリーライムスを勧められる。ナーサリーライムスの読み聞かせを自分の子供たちにも幼児の頃から始める。子供二人とも、英語も第二か国語の日本語も上手に使いこなしている。