95歳になる独り身の叔母がいます。
彼女は2年前に、介護施設に入居しました。
叔母は年齢的に衰えはあるものの頭はしっかりしていて、
認知症とは無縁な人です。
そんな叔母から『お金の管理をして欲しい』と言われたのは、4年くらい前のことでした
自分にもしものことがあった時のこと、
また施設などに入居したら自分で管理はできなくなること、
叔母の不安を話してくれました。
それから何度か司法書士さんなどを交えて話し合いを重ね、公正証書を作成しました。
考えたくはないけど、その日は来るのです。
話せば話すほど辛いけど『本人の意思』を聞く機会を頂いたので、引き受けようと思いました。
実際、叔母の外出機会が減ってからお手伝いはしてきたけど、叔母と姪では何の証明もなく、どこに行っても断られてばかりだったし。
公正証書作成後、
『コレでなんでも手続きしてあげられる』と思ったら、
全く駄目です🆖👎
ある証券会社には『本人が車椅子でもなんでも来社してください』とまで言われ、とても理不尽な思いをしました。
この証券会社には、叔母が会社を経営していた頃作った口座が残っていて、支店統廃合の結果、ニ時間近くかかる支店になってしまい、到底本人が行ける場所ではなくなったのに。。。
高齢者を狙った詐欺事件が多発していて、
金融機関が慎重になるのもわかるけど、
公正証書を作っても先に進めないとは。。。
まだまだ整備が必要な世界ですね🙏