こんにちは。

 

先日、社内文章の添削を依頼された時のこと。

 

お客さま「これを伝えたいんですけど、文章が上手くまとまらなくて」

 

その文章を拝見すると、あるプロジェクトの魅力を

外部の方へ発信する内容でした。

確かに、文章は上手くまとまっているとは言えません。

 

そこで、私はお客さまに、そのプロジェクトについての詳細を質問していきました。

・誰に伝えたいですか?

・そのプロジェクトはいつ、どこで開催しますか?

・過去に同じようなプロジェクトを行ったことはありますか?

・関わっているプロジェクトチームは、どんな人たちですか?

・他の会社はどんなプロジェクトをしていますか?

・などなど

 

プロジェクトにあまり関係のないことも含めて、

まさに質問攻め(笑)

 

私がなぜたくさん質問をしたのか?

それは、

相手に伝わるポイントを探るためです。

 

あることの魅力を伝えたいと思ったとき、

発信者側だけのアピールでは、

あまり多くの人には振り向いてもらえません。

 

これは多くの人が陥りがちな落とし穴。

 

実は、本当に大切なのは、

伝えたい相手のニーズに刺さる

切り口を見つけることなのです。

 

これは、私がコピーライター時代に

上司にしつこく(失礼)言われたことが元になっています。

(今となってはありがたい)

 

広告業界では当たり前ですが、

商品の魅力をアピールするためには、

相手の立場に立って色んな切り口で魅力をアピールするのが効果的なのです。

 

そのために、

私は色んな質問をしたのです。

 

一見関係のないようなことの中にも、

お客さまの心をつかむポイントが隠れていたりします。

 

たくさんの質問をして、

多くの情報を得ることで初めて、

お客さまに伝わる文章を組み立てられるのです。

 

質問でたくさんの状況がわかった上で、

文章を添削したところ、お客さまから

 

なんで私の言いたいことがわかるんですか!?

コレが言いたかったんです!

 

という嬉しいお声をいただきました。

 

自分の言いたいことが言葉になると、嬉しいですよね。

 

そのためには、周りの情報をたくさん収集した上で、

必要な情報だけを見極めることが大切です。

 

同じように、伝わる文章ってどうすれば良いの?

と悩まれている方はぜひご相談ください。

 

それではまた次回。