お家がない、ミーちゃん。 | ちびとゆっくり・・・

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どちらかというと犬のほうがずっと好きだったのに、ちびと出会ってすっかりネコちゃんのとりこに・・・
ちびの成長を残したくて、始めました。
ちびとゆっくり・・・この先の人生をあゆんでいきたい。


ミーちゃんとの出逢いは、去年の10月ごろかな。
引越すお家を探していた時。
今の家から500メートル離れた所に
前から気になっていた
とてもいい物件がありました。

そこの地区でミーちゃんは暮らしていました。

日向ぼっこしたり
バイクに乗ったり



近所の人からご飯を貰って
ふくふくしているミーちゃん。

ミーちゃんのお家はどこですか?



私たちは12月3日に引越しました。
まずはミーちゃんにご挨拶。
「これからここで暮らします。宜しくね^ ^」

ある日、ご近所のかたに聞いてみました。

「ミーちゃんはずっと昔からいる野良さんだったんですか?」

みーちゃんは、お家猫でした・・・。

まだまだ古い文化住宅やアパートも残る
寝屋川市。
そこに、一人で住む年配の方も多いです。
ミーちゃんはあと2匹と一緒に
3匹とお婆ちゃんとで暮らしていました。

お婆ちゃんが亡くなった時
片付けに来た親戚の方に
お外に出されました。
しばらくそのお家のまわりに3匹でいたそうですが
1匹消え・・・さらにもう1匹消えて。
残ってるのはミーちゃんだけだそうです。

お婆ちゃんと幸せに
ぬくぬくしてたんだろうなぁ…
そう思うと、何だか遣る瀬無くなります。。

もう10年近く前のことだそうです。
今はそのお家もないそうですが、この近所だったらしいです。
ミーちゃんは頑張って生きてきたんだろうな…。
もしかしたら、お婆ちゃんが帰ってくるかも!
そんな気持ちで、この辺りから離れなかったのかもしれませんね。

ミーちゃんのお家はどこですか。



数日かけて、餌やオヤツでつって
ミーちゃんを我が家のガレージへ移動させました。



「ここでご飯を食べるんだよ」
「ここはトイレ」
ここに居ると、暖かいし、ご飯もある。
綺麗なお水だって飲める。
ぬくぬくヒーターだってあるし
雨にも濡れないんだよ。


発砲スチロールでお家をつくって
内側全面にアルミシートで防寒。
そしてペットヒーターを敷いて、ほわほわパット。

ミーちゃんのお家が出来ました。

ミーちゃんは毎日そこにいてくれました。
いってらっしゃいも。



おかえりも。


今は・・・玄関でのびーーーーーも
「あ。帰ってきよった。遅いねん。」
のお顔みせてもくれません。


ミーちゃん。
3日間、ご飯を食べれなくなり。
私が触れようとすると怒り。
ご飯を見ると、ヨタヨタしながら逃げ。
箱に居てくれなくなりました。
でも、夜は帰って来てくれてたようです。

仕事に行く前。
もう無理矢理ご飯を置くことをせず
触れず
「いってくるよ。待っててね!」
そういうと、初めて
「ニャーん」って声を出しました。
いつも声にならない声でしか鳴かなかったミーちゃん。
仕事から帰ると、箱に居てくれました。

ネットに入れて残りのチカラで思いっきり怒るミーちゃん。
キャリーに入れて病院へ行きました。

ミーちゃん。
ダブルキャリアでした。



そして、血液検査の結果です。



数値を見た時、もしかしてって思いました。
涙が溢れてきましたが、先生の言葉をひとつひとつ。
しっかりと聞き。

腹水も胸水も溜まってないこと。
リンパの腫れもないこと。
腫瘍もない。
腎不全もない。
FIPというには、今ひとつ決定打がないそうです。
可能性がなくはない。
今週は様子見です。
抗生剤の注射と、点滴をしました。
明日も点滴。1日おき。
金曜日に診察。

もうお外には出しません。
我が家の子達は2階、3階を自由に行き来しています。
ミーちゃんは1階に。

ミーちゃん。
「篠田ミーちゃん」になりました。



※声が入ってます。音量に注意してください。


ミーちゃんの時間が
あと、どのくらい残っているのかは分かりません。
でも、十分に頑張って生きてきたミーちゃん。
一緒に頑張って行きたいです。

良かったら応援してください^ ^
とっても、とってもいい子なんです。

ひとつ。
私にとってはいいことがありました。
ミーちゃん、避妊していました。
耳カットがないから心配していて
暖かくなったら、年齢を考えて先生に相談しようと思ってたところでした。

ちゃんと考えて、大切にされて来たんだなと思いました。
お婆ちゃん。ありがとうね。


ミーちゃん。
次はパパとママが。
うんと大切にするよ。