5月8日
兄であるジャズサックス奏者臼庭潤の誕生日。
58歳を迎えました。
58歳のサックスの音色はどんなだったのかな?
どんなメロディを生み出していたのかな?
聴きたかったな。
今年の1月29日、私は兄を亡ってから初めてライブに行きました。
「Special two days!!!!! 出張 Lazybird @渋谷琥珀」
ジャズドラマーの本田珠也さんからお誘いをいただき、思い切って伺いました。
レイジーバードは兄が大変お世話になった札幌のライブハウスです。
マスターの吉田さんにもお会いしてご挨拶ができ、本当に良い機会でした。
ライブに行くのは14年ぶり。
思い出が蘇り辛くなりそうで、兄のデビューの頃からずっとファンでいてくださっている私のお姉さんのような存在の方にお願いをしてご一緒していただきました。
彼女も兄が旅立ってからの初めてのライブ。
「大丈夫かな?泣いちゃいそうだよね。でもそれもいいよね。」
みたいな会話を繰り返しながら2人で向かいました。
会場で迎えてくださった演奏前の珠也さん。
兄の写真を見せて、
「お兄ちゃんも一緒に来ました!」
と伝えると
「俺も!」
と、シャツの下に着ていた兄のバンドJazz RootsのTシャツを見せて下さいました。
演奏が始まりカウンターに兄に写真を置きました。
写真にかけてあるのは兄がずっと大切にしていたラスターのブレスレット。
亡くなって数年経ってから、珠也さんのお父様、ジャズピアニスト本田竹広さんからの贈り物だったことを知りました。
兄がプロになる大きなきっかけをくださった兄が尊敬し大好きだった本田さんです。
兄が好きだったラムソーダを飲みながらのライブ。
自然と体がリズムにのって心地よかったです。
3組目での演奏はトランペットの松島啓之さん。
松島さんも兄が20代前半の頃からの大切な方で久しぶりにお会いしてまた胸が熱くなりました。
月日が経過して悲しみのカタチも少しずつ変化して、今は兄が若い頃から親しくしていた皆様の活躍のお姿が、とても嬉しくて、勝手に誇らしく思っている私です。
帰り際、兄の写真に何回もキスをする珠也さんに大笑いしながら泣いてしまいました。
それからのBig Hug!
私も50を過ぎてオバサンになりましたが、あの頃の妹に戻れる場所があることは本当に幸せなことです。
いつも気にかけてくださり、本当に感謝しています。
兄の最後のアルバム"Live at LazyBird" からANTI CALYPSOを添付いたします。
札幌レイジーバードでのライブレコーディングです。
聴いていただけると嬉しいです。
Jun Usuba / ANTI CALYPSO
臼庭 潤(TSax)
秋田祐二(Bs)横山和明(Ds)
レイジーバードのお話はまた次回、たっぷりとさせていただきますね。
お兄ちゃん、58歳おめでとう!
空の彼方で最高のバースデーセッション!思いっきり楽しんでね。
生前お世話になった全ての皆様に心より感謝申し上げます。
綾子
