冬季うつとは、
冬にうつ(っぽく)なる症状のこと。
「っぽく」と書いたのは、
そもそもうつ病は、診断のグレーゾーンがとても大きいから。
うつの症状は出ていても、それを医療機関がうつ病として診断するかどうかは、
診断に伴うメリット・デメリットによるところが大きく、
じゃあ実際にはどこまでが症状が出ているだけで、どこからが病と言えるのか、
とてもあいまいです。
そんな「うつ(っぽさ)」が、
日が短くなり寒さも増すこの頃、
私の体にもちゃーんと表れています
まず、今私が住んでいるフィンランドの割と北の方で、どのくらい暗いかというと・・・
じゃーん!
びっくりでしょ?
私もこっちに来て、びっくりしました
こんなに日の光が少ないとは・・・
これでも、この日はすこしだけ直射日光を見られた分、ラッキーな方なんです。
そして最近、なーんだか疲れています
これとした理由なく、かったるいというか、疲れやすいというか。
・買い物に行くだけで、帰ってから寝転がってお休みしたくなったり、
・いつもは一気にできる家の掃除も、休憩を挟まないとできなかったり。
・疲れている割には、夜、なかなか寝付けず、
・でも睡眠時間は、いつもより長くなり
・今年は調子が良いのですが、この時期、気分もふさぎがちになりやすいです。
・おなかが空いていないのに食べたくなったり、
・いつもより甘いものが欲しくなったり。
生理前でもないし、熱もないのに。
ま、冬眠モードってところでしょう・・・
それでも、冬眠するよりは活動・活躍してるしね。
(taroboo |ACworks)
みなさんは、冬になって、心身にどのような変化がありますか?
1分だけ立ち止まり、両手を胸に当て、目を閉じて、心と体に意識を傾けてみてください。
(この行為がまさに、「自分への優しさ」の第一歩です)
お日様のパワーが減る冬は、心も体も疲れやすい時期。
心と体に耳をかたむけ、
ちょっとした違和感やいつもと違うことをキャッチするようにしてみましょう。
そして、いつも通りに動けない自分を責めず、
「あ、私の体は、ちゃーんと季節の変化に応じているんだな」
「えらい、えらい」
「生命力のしるし」
「冬眠するより、ずっと活動してるし!」
と、今日・この瞬間の自分の状態をしっかり肯定しながら、
リラックスしていきましょう♪