クリスマスを控えた12月13日、

スウェーデンでは「聖ルチア祭」の日です。

 

この日は、旧暦で、冬至。

一年で一番、日が短く、夜が長い、暗闇の季節。

 

どのくらい日が短いかというと、だいたい9時から15時の間、ぼんやりと明るいくらい。ほとんど曇っているから、太陽なんてめったに見えず。

 

(今日の日照時間↓)

ガーンガーンガーンガーン

 

ほんとーうに、この、暗~い冬を過ごしていると、

「今が一番暗くて、明日からは日がのびる!」

っていう冬至は、お祝いしたくなるんですよね。

 

そんな、一年で一番暗い日に、

「生命を奪うことを拒む、火の象徴である」ろうそくを使って、

「キリスト教の聖人聖ルチアの聖名祝日を祝う」のが聖ルチア祭。(byウィキペディア)

 

元々は一家の長女が白いドレスを着て、頭にロウソクを灯して歩き、祝ったそうです。

今は学校行事などで体験されるているようで、

その年のロウソク少女に選ばれることは、特別で素敵なことだそう。

かつて選ばれた友人が、「お母さんが大喜びしていた」と言っていました。

 

ただ、日本人の私には、白装束と頭にロウソクって、お化けにしか見えない・・・笑い泣き

 

ね?!笑

 

あ、一応、北欧の名誉のために、もっとかわいい写真も・・・ヒヨコ

 

 

そして、この日に向けてスウェーデンで出るのが、「ルッセカット(lussekatter:ルシアの猫という意味)」と呼ばれるパン。

これが、すっごくおいしいの!ラブ

サフランの香り漂う、ほんのり甘い、ふんわりして、少しだけモチっとした生地。

 

繊細なサフランの香りを楽しむため、普段はコーヒー派の私も、ミルクか軽めの紅茶を用意します。

 

この、いつも猫のシッポみたいにくるんとした形で、レーズンが二つついた、サフランのパン。

なぜか、今住んでいるお隣のフィンランドでは、ほとんど売っていないんです。

あー恋しいラブ

 

 

日本でもほとんど見ないけれど、機会があったら、ぜひぜひ手に取って、北欧のクリスマスシーズンを感じてみてくださいクリスマスツリークリスマスベル

 

日本で買えて、手軽に作れる、こんなルッセカットの手作りキットもあるようです♡

【冬季限定】北欧の黄金パン「ルッセカット/サフランパン」by北欧FIKAキット(お菓子作りキット)

(アフィリエイトではなく、勝手にいいな~って思っちゃいました。)

 

 

 

つぎは、北欧のクリスマスワインについて書こうかな。