天中殺という、凶運期の中でも一番に気を付けなければいけない時期が「空亡(くうぼう)」
と呼ばれるときなのです。「空亡」なんて知らなかったという人も多くいらっしゃるかもしれませんので、何を隠そうこの私も先日に横浜中華街でふらりと立ち寄った占い師さんから初めて聞いた言葉でした。
「空亡」とは、『四柱推命』で使われる言葉です。「空（むな）しい」「亡（ほろ）ぶ」という文字からも窺えるように、どこか寂しいような不吉なものものしさを感じますね。
『算命学』では、「天中殺」、『六占星術』の「大殺界」と似た意味で、何をやっても苦労する時期といわれています。
四柱推命では、この「空亡」の運が悪い凶運期の時期は最も気を付けなければならない時期として、注意いたしましょう。こうした時期には、深みにはまりもがいてしまわないよう、また悪循環のループに見舞われないように気を付けましょう。
運気が低迷する時期
空亡には変化や低迷しているときに、無理に頑張っても疲れてしまい、あまりパフォーマンスが上がりません。つまり、空亡のときは次に巡ってくる幸運期の準備期間のようなものであります。ですから、あわてる必要はありません。無理に動かないで、静かに時が過ぎることを待つ時間として控えておく、そう捉えておいたらよいでしょう。
空亡を過ごすためのポイント！
空亡を過ごすときにどんなことに気を付けたらいいでしょうか？
先日、横浜中華街の占い師さん「なこさん」にもお聞きしましたが、
３つのポイントが挙げられます。
１，新しいことは始めないようにする。
２，恋愛や結婚は慎重に。
3、環境を変えない。
もっと早く気が付いていたら、転職活動などをしなくても良かったんだけど、もう遅いか
と悔やまれます。しかし、今年の転職先での学びを一つ経験したからこそ！次の幸運期に活かせるんじゃあないかと、私は前向きにとらえてゆくつもりです。そう、今年の「空亡」があるからこそ陰から陽へと転ずることが出来るのだと考えているのです。
空亡の低迷時期に運気をアップさせる過ごし方
こんな空亡の時期に、いったい何をしたらよろしのでしょうか。
運気アップの開運アクションを４つ挙げます。
１，自分磨きをする。
２，部屋の掃除や片付けでデトックスする。
３，お墓参りや奉仕活動に励む。
４，無理せず休む。
新しいことを始めるのには向かないですが、自分のために何かをためる知識や教養や習い事などの資格などの勉強には最適です。自分の内面、外見を見つめ直す自身を磨き、大切にしてあげる時間をとりましょう。
また、「断捨離」など家の中のいらないものを片付けたり処分するなどデトックスがお勧めです。ずっと使っていないものは思い切って捨ててしまい、次に来る幸運を迎えましょう。
そして、自己アピールすることを控えめにして周囲の人の声に耳を傾けて、周囲の人に感謝の気持ちや大切に思う気持ちをいつも以上に表してゆきましょう。そして、ボランティア活動やご奉仕といった地域活動に参加するのも良いでしょう。また、お墓参りやご先祖様への感謝の思いを忘れないように「徳を積む」ことを意識してみるのはいいことです。
何かと思わぬトラブルに巻き込まれないように、神経を過敏になりがちなので思い切って疲れぬうちに休んだり、無理のないように自分をセーブするのも手だと思います。
ゆっくりと自分と向き合って、エネルギーが回復するのを待ちます。
いわゆる充電期間です。
空亡の期間は12年に2年ずつ巡ってくるようです。
四柱推命の６０干支表は、10個の干と12個の支の組み合わせなので、一巡すると「支」が2個多くなります。この2個の「支」を「空亡」といいます。
命式における空亡は、年柱、月柱、時柱の3種類がありますが、特に注目するべきなのは年と月です。空亡期は一般に判断に迷いやすく大きな失敗を起こしやすいといわれています。
ただし、空亡気になったからと言ってすぐに運気が下がるわけでありません。その前後1年間は空亡の影響を受けることもあります。
また、三柱全てが空亡となる場合は、非常に幸運で発展運に恵まれるといわれています。
これまでで、空亡とはいったい何か？ご自身でもお調べになりたい方は、こちらにリンクを張っておきますののでご覧いただき、空亡に備えてお気を付けください。
気になる方や、コメントなどございましたらお気軽にメッセージをいただけたら幸いです。
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