産土神社鑑定士の誉田亜也です
ブログにお越し頂きありがとうございます(*^^*)
和歌山県龍神村
「龍神温泉♨️でととのうツアー」
-2日目①-
清々しい朝
宿の玄関の龍神杉の魔除けの杉玉
宿を出発して
奇絶峡に向かいました
渓谷にかかる橋の向こうに見える巨石の存在感に驚きます!
橋を渡ると目の前は
巨石の横から落ちる「不動の滝」
滝壺の右側から石段を登っていくと
妙見大菩薩さまの祠があります
この地は元々は北辰信仰の場所だったようです!
もう少し登っていくと
不動明王が祀られているお堂があります
なんと、あの巨石の下に明王堂が建てられていて
巨石が天井になっているのです
窓からは滝が間近に見えています
2体の不動妙王様が祀られていて
鐘、木魚があり、般若心経と不動明王様の御真言が書かれている札がありました
「今から150年くらい前、上秋津の木村さんが奇絶峡で不思議な修業者と出会い、お不動さんを祀ったのが始まり」という立札
気になって調べてみると
2018年のニュース和歌山に記事を見つけました
昔、上秋津村の木村佐七という男が、龍神村に商いに行った。帰り道、疲れた佐七は、ついうとうとと滝の前で眠ってしまった。「こんなところで寝ないで、早く帰るがよい」との声に目を覚ますと、そこに錫杖を手に、一つ歯の高下駄を履いた3人の修験者が彼を見下ろしていた。驚く佐七をよそに、修験者たちは天狗のように軽々と崖を飛び降り、滝行を始めた。佐七は感心して見ていたが、目をそらした瞬間、3人は霧のように消え失せたという。「これは、きっとお不動様が注意してくれたのだ」と思い、ここに不動明王を祀るようになったと伝わる
天狗さんかな?
そんな伝説が生まれるのも納得‼️
普通の場所ではない✨
明王堂から降りて
今度は山道を登りました
(登る自信がない方はマイナスイオンを浴びながらの自由時間)
途中足場が悪いところもありますが
20分ほど登ると
大きな一枚岩に彫られた
磨崖三尊大石仏が現れます
中央が阿弥陀仏
両脇に観世音菩薩、勢至菩薩
この磨崖仏は昭和41年に世界平和のシンボルとして開眼されたと書かれていました!
歴史は新しいですが
慈愛に溢れるお顔の仏様を拝し
皆さん「ありがたい」とおっしゃていました
森林セラピー公認ガイドでもある友人が
「登りより下りの方が気をつける点が多いですよ」
旅行中に足を挫くことのないようにと、足場の悪い山道の下り方を細かく指導しながら下ります
そして無事下山!
登った方は
待っていた方に
「あなたの分も参拝してきましたよ❣️」と
優しく心地よい空気に包まれて
ありがたかったです!
②に続きます
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