産土神社鑑定士の誉田亜也です
ブログにお越しいただきありがとうございます
4月、新しい年度がスタートしました
今日はお天気がよくてお花見日和🌸
一人カメラを持って西宮市の夙川沿いを散策してきました
平日ですが、人出は多くて
あちこちで「きれい 」と歓声があがっていました
桜の前で写真を撮りあったり
ベンチで静かに見物されていたり
綺麗なだけではなく心が和んでいきます
私が住んでいる街には
平安時代の歌人で六歌仙、三十六歌仙の
【在原業平】のゆかりの場所があります
業平の詠んだ歌の碑もあります
「世中にたえて桜のなかりせば春のこころはのどけからまし」
現代語訳は
「世の中に桜などなければ、春は心のどかに過ごせるだろうに」です
これは反語的に
桜のことで落ち着かない心持ち、桜の美しさに心が揺さぶられる気持ちを表しています
(業平が詠んだのはソメイヨシノではなく山桜です)
花が咲くときは葉っぱがなくて
花だけが豪華に咲くソメイヨシノでも
「どうだ!!」というアピール感がない
子供からご高齢の方まで
桜を愛でると気持ちが高揚する
誰もが大好きな桜
日本人のDNAに組み込まれているのでしょうね
桜は日本人の心と共鳴している気がします
この週末、満開の桜を楽しみましょう!