毎年旧暦の10月10日に稲佐の浜で全国からお越しになる神様をお迎えする神迎神事
日没後、神事の準備が始まります
投光器がついて明るい中
まず神籬の海側に炎が焚かれます
神具も運ばれてきました
大きな紙垂も登場
なびいてます
日中から風が強くて海には白波がたってました
日が落ちてからは気温も下がり
冷えながら 神事を待ちます
𝟭𝟵時に投光器の照明が落ち
暗闇にドンドンと太鼓の音が響き
神迎神事が始まりました
白い装束の神職が入場
しばらくすると、突然突風が吹きました
もともと風は強いのに
それよりももっと強い風
神事を見守っていた人みんなが感じたはずです
神様がやってこられた印
厳粛に神事が進んでいきますが
遠く暗いのでほとんど見えませんが
焚かれていた炎は段々と落ちてきています
一段と闇に包まれた稲佐の浜
波の音しかしない
極まった静寂と表現すれば伝わるかな？
炎が落ちた暗闇の中
全国からお越しになった神様をお乗せした
白い布に覆われた御神輿は出雲大社へ向かわれました
神迎神事が滞りなく終わったら
朝からずっと吹いていた風が
ピタッと止まりました
渡御(神様を御神輿にお乗せして巡行する神事)などで神様が動かれる時
突然雨がパラパラ降ったり、雷が鳴ったりしますが
全国の神様が動かれるわけですから
一日中強風ってことは
来る気持ち満々で日中からお越しになってる
神様がいらっしゃるのかもですね
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