「令和」のアクセントは、

れいわ(◉○○頭高型)?

れいわ(○◉◉平板型)?



私自身は、元号なんて要らないじゃん、西暦で統一すればいいじゃん、という考え方なのですが、

日本語を教えている身としては扱うよね、元号。



先月、イギリス出身の生徒さんのレッスンで、「M=明治、T=大正、S=昭和、H=平成」と表記することを教えました。

彼女はその頭文字が何を表しているのか知らなかったそうで、判明したことに大変感激していました。


彼女が昭和何年生まれに当たるのかを確認し、各元号の漢字や読み方、発音を練習して、

日本の明治からの時代とイギリスのヴィクトリア朝からの時代の歴史的変化について話し合いました。


その流れなので、4月の最初のレッスンでは新元号を練習することになっています。



今日、新元号発表時にニュースを観ていて、「令和」と発表された途端頭に浮かんだのは、



“R”??? 

“L”???



でした。



そして次に、官房長官は「れいわ(◉○○)」発話していたのに対し、

直後のニュースではキャスターが「れいわ(○◉◉)」と発話していることに、…ツッコミたくなりました。

発表直後なんだから、官房長官のアクセントそのまま伝えりゃいいじゃん…


明治も大正も昭和も平成も、文脈や人によってのアクセント変化はあまりなかったように感じますが(東京では?)、令和は違いがありそうですね。


そういえば母校の名前に「昭和」が入っていて、アクセントは「しょうわ(◉○○)」でした。

常に違和感を感じていたけど、昭和も頭高と平板があったのね。。。



「令和」はどう定着していくのか。

そして次のレッスンで、生徒さんはどのように発話するのか。

楽しみです。